レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/11/02
- 登録日時
- 2022/12/14 00:31
- 更新日時
- 2022/12/14 00:31
- 管理番号
- 6001058531
- 質問
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解決
児童福祉法に基づく、児童相談所長等からの施設入所措置等の申立てに関して、家庭裁判所がどのように審査を行うのかについて参考となる資料を探しています。
- 回答
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次の資料が確認できました。
・『児童相談所における子ども虐待事案への法的対応:常勤弁護士の視点から 改訂』(久保健二/著 日本加除出版 2018.6)
「第1章 子ども虐待対応 第6 里親委託・施設入所措置等 2 児福法28条」(p.203-235)で、「ウ 審問」(p.208-209)、「エ 調査官調査」(p.209-210)、「カ 審判の効力発生(送達・確定)」(p.212-215)など児童福祉法第28条に基づく具体的な手続きの流れについて比較的詳しく解説しています。
・『子どもの虐待防止・法的実務マニュアル 第6版』(日本弁護士連合会子どもの権利委員会/編 明石書店 2017.12)
「第3章 児童福祉行政機関による法的手続き 5 児童福祉法第28条の申立て」(p.156-181)で児童福祉法第28条に基づく審理について詳しく解説しています。
・『講座実務家事事件手続法 下』(金子修/編著 山本和彦/編著 松原正明/編著 日本加除出版 2017.12)
家事事件手続法の解説書です。
「第35章 児童の虐待をめぐる諸問題(三浦康子)」(p.149-178)の内容は全体的に親権停止について記載が中心ですが、「第7 児童福祉法28条申立事件の現状」(p.170-174)、「第8 児童福祉法28条申立事件の審理」(p.174-178)で、大阪家庭裁判所での動向の他、審理の流れについて解説があります。
「第36章 児童の虐待をめぐる諸問題(久保野恵美子)」(p.179-205)の内容も半分は親権停止についての記載ですが、「第3 児童福祉法28条事件」(p.187-191)、「第4 課題及び分析」(p.191-205)で、児童福祉法28条に係る事案について解説しています。
・『家事事件手続法 2 別表第1の審判事件』(佐上善和/著 信山社出版 2014.7)
「第11章 民法以外の法律に関する審判事件 第5節 児童福祉法に規定する審判事件」(p.483-499)
家事事件手続法の観点から児童福祉法に係る審判手続について解説しています。
・『子どものための法律と実務:裁判・行政・社会の協働と子どもの未来』(安倍嘉人/監修 西岡清一郎/監修 日本加除出版 2013.1)
「第2部 子どもと社会福祉 第1章 児童虐待への対処」(p.159-247)内の「3 家庭裁判所の機能」(p.185-206)に、親権停止事件と28条事件についての概要の他手続の流れについて解説しています。
・『児童虐待の防止:児童と家庭,児童相談所と家庭裁判所』(町野朔/編 岩瀬徹/編 有斐閣 2012.2)
「第4章 家庭裁判所と児童虐待」(p.175-233)の主に「第1節 家庭裁判所と児童相談所」(p.176-189)、「第2節 被害児童の分離措置と家庭裁判所―28条審判を中心として」(p.190-207)で児童福祉法28条と家庭裁判所について書かれています。概説に手続きについて若干触れている箇所がありますが、統計などの動向と論評が中心です。
[事例作成日:2022年11月2日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 司法.訴訟手続法 (327 10版)
- 社会福祉 (369 10版)
- 参考資料
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- 児童相談所における子ども虐待事案への法的対応 改訂 久保/健二‖著 日本加除出版 2018.6 (208-210、212-215)
- 子どもの虐待防止・法的実務マニュアル 第6版 日本弁護士連合会子どもの権利委員会‖編 明石書店 2017.12 (156-181)
- 講座実務家事事件手続法 下 金子/修‖編著 日本加除出版 2017.12 (170-178、187-205)
- 家事事件手続法 2 佐上/善和‖著 信山社出版 2014.7 (483-499)
- 子どものための法律と実務 安倍/嘉人∥監修 日本加除出版 2013.1 (185-206)
- 児童虐待の防止 町野/朔∥編 有斐閣 2012.2 (176-207)
- キーワード
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- 児童福祉法(ジドウフクシホウ)
- 審判(シンパン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 法律
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000325698