レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年07月09日
- 登録日時
- 2022/02/16 12:31
- 更新日時
- 2022/06/15 16:41
- 管理番号
- 埼久-2021-078
- 質問
-
解決
旧戸籍法(昭和22年に新しい戸籍法ができるまで)について、その条文と解説が書かれている資料を見たい。
- 回答
-
以下の資料を紹介した。
1 旧戸籍法について
(1)図書
『旧法令集』(我妻栄[ほか]編 有斐閣 1968)
p223-231「戸籍法」の条文あり。大正4年1月1日施行。大正10年から昭和22年まで6回改正されている(全改昭和23年1月1日)。
「凡例」に「特に断りのないかぎり、各法令の内容は、廃止され又は失効した直前の形を示してある。」とあり。
『体系・戸籍用語事典 法令・親族・戸籍実務・相続・旧法』(高妻新著 日本加除出版 1992)
p114-124「今日までの身分登録制度」に明治以前から、明治5年式戸籍、明治19年式戸籍、明治31年式戸籍、大正4年式戸籍、現在の戸籍の簡易な解説あり。
p102「旧法中の養親族関係(先例要旨)」、p103「旧法の「養親カ養家ヲ去リタルトキ」」等、旧戸籍法の部分的な解説あり。
(2)インターネット情報
《国立国会図書館デジタルコレクション》(http://dl.ndl.go.jp 国立国会図書館)
「官報 1898年6月21日」(大蔵省印刷局 1898)p29-42「戸籍法」明治31年の条文あり。(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2947780 国会図書館)24-31コマ 国立国会図書館/インターネット公開
《国立国会図書館デジタルコレクション》(http://dl.ndl.go.jp 国立国会図書館)
「官報 1914年3月31日」(大蔵省印刷局 1914)p10-20「戸籍法」大正3年の条文あり。 (http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2952598 国会図書館)6-11コマ 国立国会図書館/インターネット公開
2 旧戸籍法の解説資料について
『日本家族史論集 3 家族と国家』(佐々木潤之介〔ほか〕編 吉川弘文館 2002)
p176-195「法的家族像と家族法制」(井戸田博史)
p269-324「明治前期における戸籍制度の発展(福島正夫、利谷信義)
明治期からの戸籍法を含む戸籍制度や家族法制についての記述あり。
『家族の法と歴史 氏・戸籍・祖先祭祀』(井戸田博史著 世界思想社 1993)
p3-34「第1章 法的家族像と家族法制」
明治期からの戸籍法を含む家族法制について解説あり。
- 回答プロセス
-
1 参考図書を調べる。
2 《国立国会図書館デジタルコレクション》(国立国会図書館)を〈戸籍法〉で検索する。
3 《D1-Law.com 法情報総合データベース》(第一法規)を〈戸籍法〉で検索する。
昭和22年以降の民法の改正沿革あり。
4 自館目録を〈戸籍〉で検索する。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2021年7月9日。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 法律 (320 9版)
- 民法.民事法 (324 9版)
- 参考資料
-
- 『旧法令集』(我妻栄[ほか]編 有斐閣 1968)
- 『体系・戸籍用語事典 法令・親族・戸籍実務・相続・旧法』(高妻新著 日本加除出版 1992) , ISBN 4-8178-1013-0
- 『日本家族史論集 3 家族と国家』(佐々木潤之介〔ほか〕編 吉川弘文館 2002) , ISBN 4-642-01393-8
- 『家族の法と歴史 氏・戸籍・祖先祭祀』(井戸田博史著 世界思想社 1993) , ISBN 4-7907-0451-3
- キーワード
-
- 戸籍-法令-日本
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 法律
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000312183