レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年07月07日
- 登録日時
- 2021/05/20 14:38
- 更新日時
- 2021/11/11 16:00
- 管理番号
- 埼熊-2021-011
- 質問
-
解決
徳川吉宗の時代の「ダイミョウアズカリ」という政策について知りたい。
- 回答
-
下記の資料を紹介した。
1 「大名預地(だいみょうあずかりち)」・「大名預所(だいみょうあずかりどころ)」について
『徳川幕府事典』(竹内誠編 廣済堂 2003)
p267-268「預地」に預地についての記述あり。
『徳川幕府領の形成と展開』(和泉清司著 同成社 2011)
p14「享保七年(一七ニ二)八代将軍吉宗の「享保の改革」に大名預り地についての記述あり。
『大名預所の研究 幕藩体制国家の法と権力 2』(服藤弘司著 創文社 1981)
p92「第一編 第三章 大名預所取扱の変遷 Ⅳ享保改革期の取扱い」
八代将軍吉宗の享保改革に際し復活した大名預所についての記述あり。
『享保改革の地域政策』(大石学著 吉川弘文館 1996)
p378「預け地」の記述あり。
『近世日本の統治と改革』(大石学著 吉川弘文館 2013)
p36「大名預け地」あり。
2 「大名預(だいみょうあずけ)」について
『日本国語大辞典 第2版 第8巻』(日本国語大辞典第二版編集委員会[ほか]編 小学館 2001)
p746「だいみょうあずけ(大名預け)」に記述あり。
『図説・江戸町奉行所事典』(笹間良彦著 柏書房 1991)
p223「預かり」に大名預かり、町預かり、親類預かり、非人預かりの刑についての記述あり。
『国史大辞典 1』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1979)
p207「あずけ 預」に大名預についての記述あり。
『日本史大事典 第1巻』(平凡社 1992)
p160「預 あずけ」に大名預けの記述あり。
『日本史大事典 第2巻』(平凡社 1993)
p1206「刑罰(中略)将軍徳川吉宗に至って刑罰は大いに改革され、これが「公事方御定書」(一七四一)に定着した。(中略)武士に対する刑罰は主君と家臣との封建的な関係に基づく個人的な懲戒であることが特徴で、死罪、斬罪、切腹、遠島、永預」とあり。
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈大名預〉〈大名預地〉〈徳川吉宗〉で検索する。
『徳川幕府辞典』(竹内誠編者 廣済堂 2003年)
p267-268「預地」の参考文献に『大名預所の研究』(服藤弘司 創文社 1981)と『幕府の地域支配と代官』(和泉清司 同成社 2001)あり。
2 1の参考文献を確認する。
3 参考図書を調べる。
『国史大辞典 15 下 索引』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1997)
p491「大名預 だいみょうあずけ」あり。
4 NDC分類〈210.5〉〈322.1〉の棚を確認する。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2018年7月7日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 法制史 (322 9版)
- 参考資料
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- 『徳川幕府事典』(竹内誠編 廣済堂 2003) , ISBN 978-4-49010-621-3
- 『徳川幕府領の形成と展開』(和泉清司著 同成社 2011) , ISBN 978-4-88621-571-0
- 『大名預所の研究 幕藩体制国家の法と権力 2』(服藤弘司著 創文社 1981) , ISBN 978-4-42374-049-1
- 『享保改革の地域政策』(大石学著 吉川弘文館 1996) , ISBN 978-4-64203-329-9
- 『近世日本の統治と改革』(大石学著 吉川弘文館 2013) , ISBN 978-4-642-03456-2
- 『図説・江戸町奉行所事典』(笹間良彦著 柏書房 1991) , ISBN 978-4-76010-605-9
- 『国史大辞典 1』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1979) , ISBN 978-4-64200-501-2
- 『日本史大事典 第1巻』(平凡社 1992) , ISBN 978-4-58213-101-7
- 『日本史大事典 第2巻』(平凡社 1993) , ISBN 978-4-58213-102-4
- 『日本国語大辞典 第2版 第8巻』(日本国語大辞典第二版編集委員会[ほか]編 小学館 2001) , ISBN 4-09-521008-7
- キーワード
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- 政治-歴史-江戸時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 歴史
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000298510