レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2002/11/29
- 登録日時
- 2006/06/29 02:11
- 更新日時
- 2009/02/25 16:00
- 管理番号
- 埼浦-2002-083
- 質問
-
解決
桂宮淑子内親王について知りたい。桂古流いけばなの家元が、幕末に仕え花を活けていた。質問者は桂古流の創始者を調査中。
- 回答
-
『日本女性人名辞典』より、桂宮淑子(カツラノミヤ スミコ)。文政12年(1829)1月-明治14年(1881)10月3日。仁孝天皇の第3皇女。幼称敏宮。文久2年(1862)桂宮家を相続した(2代)。桂宮家は淑子の死後断絶した。
『昭和新修華族家系大成 上』『日本人名大事典 2』「桂古流 いけばなの基本」にも記述あり。これらを提供する。
- 回答プロセス
-
人名辞典を探すと、『日本女性人名辞典』に記載がある。同書の出典は、『昭和新修華族家系大成 上』で、系図も収載されている。『日本人名大事典 2』〈桂宮〉の項にも、系図とともに淑子内親王について記述あり。
桂古流の関係資料を調べると、「桂古流 いけばなの基本」(移動図書館車資料)の「桂古流の歩み」に、桂宮家についての記述及び系図あり。なお、同書によれば、桂古流の創始者は、江戸時代末期桂宮家に花務職として仕えた養真斎白龍とある。
- 事前調査事項
-
調査済資料:「人物レファレンス事典」
- NDC
-
- 系譜.家史.皇室 (288 9版)
- 花道[華道] (793 9版)
- 参考資料
-
- 『日本女性人名辞典』(日本図書センター 1993)
- 『昭和新修華族家系大成 上』(霞会館諸家資料調査委員会 霞会館 1982)
- 『日本人名大事典 2』(平凡社 1986)
- 「桂古流 いけばなの基本」(新藤華盛 主婦の友社 1978:移動図書館車資料)
- キーワード
-
- 桂宮 淑子(カツラノミヤ スミコ)
- 人名録
- 宮家-皇族-内親王-江戸時代
- 桂古流(カツラコリュウ)-花道
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 桂古流は、さいたま市浦和区に家元本部がある。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000029268