レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024/01/13
- 登録日時
- 2024/01/13 15:29
- 更新日時
- 2026/01/30 13:49
- 管理番号
- 2023-0100
- 質問
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解決
戦時中に音楽が制限された経緯や歴史を知りたい。
- 回答
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以下の資料を提供。
『証言―日本洋楽 (クラシック) レコード史 戦前編』
p304 「昭和十八年一月には、情報局と内務省の意向を受けて日本蓄音機レコード文化協会が作成した敵性音楽約一〇〇〇曲が「米英音楽作品蓄音機レコード一覧表」として配布され、ジャズやダンス音楽は完全に禁止された。」と書かれている。
『流行歌手たちの戦争』
p64~65 「昭和十八年一月一三日には、敵性音楽ということでジャズ・レコードなどの発売が禁止された。ジャズなどの英米楽曲等譯一〇〇〇種が演奏禁止になったのである。」と書かれている。
『近代日本のジャズセンセーション』
p196 「盧溝橋事件をきっかけとして始まった日中戦争では、事変特別物品税がレコードなどに課され、輸入映画も統制されはじめる。」「また、この時期は自粛を意識して、ジャズやスイングという言葉の代わりに軽音楽という言葉も盛んに使用されはじめる。」とあり。
『ニッポン・スウィングタイム』
p256 「日本側もアメリカを仮想敵国とみなしてアメリカ文化の排除に乗り出した。」「ジャズは「新体制」が囁かれはじめてから真っ先に排除の対象に挙がっていた。」とあり。
『昭和激動の音楽物語』
p53 「楽壇も半ば強制され、半ば新体制に呼応して動き出していた。(中略)音楽家、評論家、作曲家、文部省、情報局等の関係者は翼賛会文化部に集められ、もっと音楽を国民生活の中へ浸透させよ、検討が始まった。」とあり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 8版)
- 音楽 (760 8版)
- 参考資料
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- 『証言―日本洋楽 (クラシック) レコード史 戦前編』歌崎和彦 編著 音楽之友社 1998.03 , ISBN 4276212537 (760/U96 開架一般 000050263)
- 『流行歌手たちの戦争』菊池清麿 著 光人社 2007.07 , ISBN 9784769813477 (767/Ki24 開架一般 000050119)
- 『近代日本のジャズセンセーション』青木学 著 青弓社 2020.08 , ISBN 9784787274335 (764/A53 地下書庫和図書 000066194)
- 『ニッポン・スウィングタイム』毛利眞人 著 講談社 2010.11 , ISBN 9784062166225 (764/Mo45 地下書庫和図書 000053692)
- 『昭和激動の音楽物語』高橋巌夫 著者 葦書房 2002.03 (762/Ta33 地下書庫和図書 060001857)
- キーワード
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- 太平洋戦争
- 音楽
- 制限
- 統制
- 敵性音楽
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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『音楽を動員せよ』戸ノ下達也 著 青弓社 2008.02(000050774)
『「リンゴの唄」の真実』永嶺重敏 著者 青弓社 2018.10(060007377)
『総力戦と音楽文化』戸ノ下達也 編著 青弓社 2008.10(000051651)
『日本のジャズ史=戦前・戦後』内田晃一 著者 スイングジャーナル社 1976.07(000044122)
『戦時下音楽界の再編統合』戸ノ下達也 著者 音楽の世界社 2001.05(000042548)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000344592