レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年10月05日
- 登録日時
- 2024/10/05 12:41
- 更新日時
- 2025/05/22 13:09
- 管理番号
- 20240814
- 質問
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解決
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』のp35に”江戸時代、読書といえば朗読(!)だったのだ”とあるが、その根拠を知りたい。
- 回答
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『図書館と江戸時代の人びと』『近代読者の成立』『雑誌と読者の近代』『明治大正図誌17 図説年表』を紹介する。
また、大阪府立図書館 HPの第34回大阪資料・古典籍室小展示「明治の読書文化」をお見せする。
- 回答プロセス
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『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の参考文献の一冊『雑誌と読者の近代』p40に個人的音読について記載あり。
この資料の中で、国文学者・前田愛氏の言葉を引用しているため、前田氏の資料を確認する。
前田愛『近代読者の成立』p166に”黙読による読書の習慣が一般化したのは、ごく近年~に過ぎないのではないか”とある。
『図書館と江戸時代の人びと』p217に”現代では黙読が普通ですが、江戸時代は音読が主流でした。”とある。
『明治大正図誌 17 図説年表』p461に読み聞かせの様子の記載あり。
また、大阪府立図書館 HPの第34回大阪資料・古典籍室小展示「明治の読書文化」には
”江戸時代から明治前期までの読書スタイルは、文章を声に出して読んでいく音読が一般的”との記述がある。
大阪府立図書館 HP> 大阪資料・古典籍 投稿 > 中之島 > 第34回大阪資料・古典籍室小展示「明治の読書文化」
https://www.library.pref.osaka.jp/
- 事前調査事項
- NDC
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- 図書館.図書館情報学 (010)
- 日本語 (051)
- 日本史 (210)
- 参考資料
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前田愛 著. 近代読者の成立. 岩波書店, 2001. (岩波現代文庫 : 文芸)
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002978441 , ISBN 4-00-602032-5 -
永嶺重敏 著. 雑誌と読者の近代. 日本エディタースクール出版部, 1997.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002597137 , ISBN 4-88888-261-4 (p40”一人で読む際の音読は読書能力の高低を問わず存在していた””ごく普通の日常的な読書においても黙読と並んで、人々は頻繁に音読していた。”) -
新藤透 著. 図書館と江戸時代の人びと. 柏書房, 2017.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I028345035 , ISBN 978-4-7601-4877-6 -
山口修編. 図説年表. 筑摩書房, 1979.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000136-I1130282271821751936 -
三宅香帆 著. なぜ働いていると本が読めなくなるのか. 集英社, 2024. (集英社新書 ; 1212)
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I033412362 , ISBN 978-4-08-721312-6
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前田愛 著. 近代読者の成立. 岩波書店, 2001. (岩波現代文庫 : 文芸)
- キーワード
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- 音読
- 黙読
- 読書
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000356433