レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年03月04日
- 登録日時
- 2018/06/08 19:22
- 更新日時
- 2018/10/03 15:41
- 管理番号
- 埼久-2018-018
- 質問
-
解決
日本が太平洋戦争を始める前に、イギリス・フランス・ドイツ・アメリカなどの国々が中国に対し、資源や鉄道、港湾などにどのような権益を持っていたのかがわかる資料を見たい。
- 回答
-
以下の資料を紹介した。
『世界史年表・地図』(亀井高孝[ほか]編 吉川弘文館 1999)
p48「中国に対する列国の鉄道利権と勢力範囲(1900年前後)」の図あり。ロシア・ドイツ・イギリス・フランス・日本の勢力範囲が色分けされている。
1 租借地について
『世界大百科事典 2005年改訂版 16』(平凡社 2005)
p390 ドイツ、ロシア、イギリス、フランスの中国の租借地について、記述あり。
2 租界について
『アジア歴史事典 第5巻』(平凡社 1960)
p375 租界の説明と各国の一覧あり。
3 鉄道について
『世界大百科事典 2005年改訂版 18』(平凡社 2005)
p204 「帝国主義諸国が支配した中国鉄道図(1878-1948)」として、日本・ロシア・ドイツ・イギリス・ベルギー・フランス・「英米独仏4国銀行団」・中国管理の凡例あり。
『近代中国政治外交史 ヴァスコ・ダ・ガマから五四運動まで』(坂野正高著 東京大学出版会 1973)
p422-426 中国の主な鉄道について記述あり。
- 回答プロセス
-
1 参考資料を確認する。
『世界史年表・地図』(回答資料)
『世界大百科事典 2005年改訂版 16』(回答資料)
『アジア歴史事典 第5巻』(回答資料)
『世界大百科事典 2005年改訂版 18』(回答資料)
2 《国会図書館レファレンス協同データベース》(https://crd.ndl.go.jp/reference/ 国会図書館)で類似の事例を確認する。
「日露戦争以前、欧米諸国が所有していた中国に対する権益についてわかる資料が見たい。」(埼玉県立久喜図書館 https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000192765 )
『東アジア近現代通史 19世紀から現在まで 上』(和田春樹[ほか]著 岩波書店 2014)
『中国史 新版世界各国史 3』(尾形勇[ほか]編 山川出版社 1998)
質問に該当するまとまった記述なし。
『近代中国政治外交史 ヴァスコ・ダ・ガマから五四運動まで』(回答資料)
3 インターネット情報を確認する。
(1)《ウィキペディア》(https://ja.wikipedia.org/wiki/ ウィキメディア財団)を確認する。
《東清鉄道》(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B8%85%E9%89%84%E9%81%93)
《満州国国有鉄道》(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%80%E5%B7%9E%E5%9B%BD%E5%9B%BD%E6%9C%89%E9%89%84%E9%81%93)
《華中鉄道》(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E4%B8%AD%E9%89%84%E9%81%93)
(2)《コトバンク》(https://kotobank.jp/ 朝日新聞社)で各鉄道を検索する。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2018年6月16日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 歴史 (200 9版)
- アジア史.東洋史 (220 9版)
- 参考資料
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- 『世界史年表・地図』(亀井高孝[ほか]編 吉川弘文館 1999) , ISBN 4-642-07841-X
- 『世界大百科事典 2005年改訂版 16』(平凡社 2005)
- 『アジア歴史事典 第5巻』(平凡社 1960)
- 『世界大百科事典 2005年改訂版 18』(平凡社 2005)
- 『近代中国政治外交史 ヴァスコ・ダ・ガマから五四運動まで』(坂野正高著 東京大学出版会 1973)
- キーワード
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- 外国権益
- 太平洋戦争
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000237042