レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年02月17日
- 登録日時
- 2016/01/28 10:58
- 更新日時
- 2016/05/10 18:30
- 管理番号
- 埼熊-2015-169
- 質問
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未解決
館林の正田家の文右衛門と稲村貫一郎の孫が結婚している。何代目の文右衛門と結婚したのか知りたい。
- 回答
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質問に該当する記述のある資料は見当たらず。
- 回答プロセス
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「稲村貫一郎」に関しては以前のレファレンス(埼熊-2015-164)(https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000187616 国会図書館)で調査し家系図などが見つからなかったため、正田家について調査する。
《WHOPLUS》(日外アソシエーツ)を〈正田文右衛門〉で検索する。
「ショウダブンエモン 正田醤油会長 -昭和48年(1973年)7月25日没 82歳 who整理番号091985」
《国会図書館デジタルコレクション》(http://dl.ndl.go.jp/ 国会図書館)を〈正田文右衛門〉で検索する。
「調査月報. 1月(31)」(群馬経済研究所 1986)
p44-45「上州人事業列伝(31) 正田文右衛門」あり。
「初代から3代まではそれぞれ名前が違っているが、4代目のとき文右衛門を名乗り、以後襲名した。」
「初代から6代目、文右衛門3代目当主は分けてもすぐれていた。文政元年(1,818)7月に生まれ初名藤十郎世襲して、3代目文右衛門を称した。(中略)この3代目の次男作次郎が分家したが、その子貞一郎が邑樂の麦に着目して製粉業を創めた。(中略)この貞一郎の日清製粉は英三郎氏に受け継がれ、その長女が皇太子妃美智子さんであることはご承知の通りである。」
「(正田醤油株式会社)現社長の正田宏二氏は襲名を本名にかえ、初代から7代目、文右衛門から5代目を継ぎ、事業家として文化人として名門を支えていることはご存知のとおりである。」
(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2864043 国会図書館)国立国会図書館/図書館送信参加館内公開
「日本醤油業界史. 第2巻」(全国醤油工業協同組合連合会編 1968)
p425「紳士録 群馬県」
「正田文右衛門」あり。「明治23・12・9生」
*この図書が発行された時点で78歳
「正田宏二」あり。「昭4・9・16生」
*この図書が発行された時点で39歳、文右衛門5代目(「調査月報.1月」より)
(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2524321 国会図書館)国立国会図書館/図書館送信参加館内公開
人物事典を調べる。
『群馬県人名大事典』(上毛新聞社 1982)
p269「正田文右衛門(3代目)」
3代目、(1818-1895)、6代目(1890-1973)の記述があるが、該当なし。
『日本人物情報大系 別巻 31-40 企業家編被伝記者索引』(芳賀登〔ほか〕編 皓星社 2001)
p68「正田文右衛門」の項あり。
『日本人物情報大系 38(企業家編 8)』(芳賀登〔ほか〕編 皓星社 2000)
p341「醤油醸造界の元老 正田醤油株式会社取締役社長 正田文右衛門氏」の項
該当する記述はなし。安政5年11月生まれ、「先代文右衛門氏の長男」とあり。
《Google》(https://www.google.co.jp/ Google)を〈正田文右衛門〉で検索する。
個人ブログより、「館林人物誌」に正田文右衛門の小伝が掲載されている情報を確認する。
《国会図書館デジタルコレクション》を〈館林人物誌〉で検索する。
「館林人物誌」(群馬県邑楽郡館林町編 1941)
p138-139「正田文右衛門」あり。家系図等なし。
(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1258922 国会図書館)
ウェブサイトの最終アクセス日は2015年2月17日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 正田 文右衛門(ショウダ ブンエモン)
- 稲村 貫一郎(イナムラ カンイチロウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000187622