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レファレンス事例詳細

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事例作成日
2020年12月14日
登録日時
2021/08/25 00:30
更新日時
2025/03/21 09:59
提供館
大阪市立中央図書館 (2210006)
管理番号
3A20006934
質問

未解決

大正10年3月頃に大阪市立市民博物館で行われた「天文展覧会」の出品リストや写真などがないか。青森県の天文山といわれた前原寅吉という人物が出陳品として送った「旧式望遠鏡」について知りたい。
回答
質問者の事前調査資料を確認すると、以下の記述がありました。
(1) 国立国会図書館デジタルコレクション『前原寅吉天文論文集及身辺雑集』 (宇宙互愛研究所編 前原寅吉 昭和7)(インターネット公開)
https://dl.ndl.go.jp/pid/1097225/1/8 (2023.9.28確認)
「来往書簡集」のp.13(コマ番号8) 「大阪市立市民博物館に於て大正十年参月天文展覧会開催の際天文山に出品を乞ふて来りし館長よりの書状」として、「市博甲第五三五号」の掲載と、「出陳品」として「今より二百七十年前に製作せられたる旧式望遠鏡一台 尚此の望遠鏡はレンズ直径三寸二分倍率百倍にして天文山は明治十二年より使用せるもの筒は紙製なり」とあります。

市立大阪市民博物館に関する蔵書自体が少なく、大正10年に行われていた展覧会の内容について記した資料は見つかりませんでした。

当該の望遠鏡について記述があった以下の資料をご紹介しました。

天文博覧会の出陳品に記載されている望遠鏡は、その「二百七十年前に制作せられたる旧式望遠鏡」「レンズ直径三寸二分倍率百倍」「筒は紙製」などの特徴より前原寅吉氏が八戸藩より譲り受けた望遠鏡であると思われます。長らくオランダ製と考えられていましたが、近年、岩橋家製であったことが判明しています。

(2) 国立国会図書館デジタルコレクション『近代東北庶民の記録. 下』(NHK仙台制作グループ著 日本放送出版協会 1973) (図書館・個人送信限定)
https://dl.ndl.go.jp/pid/9569020/1/50  (2023.9.28確認)
「Ⅲ 野の科学者」のp.85-91(コマ番号50-53)「街の天文学者 前原寅吉」に、望遠鏡について記述があり、「四代のうち一台は、寅吉が偶然に八戸藩主の家から手に入れたオランダ製のもので、窺天鏡とよばれている。倍率百倍の望遠鏡は、二百七十年前に作られたと記録されている。長さは二メートル五十センチ、先端の太さ十センチ余り、筒は紙製で、金の唐草模様の入った、美術品といってもよいほど見事なものである」とあります。

(3) 国立国会図書館デジタルコレクション『月刊れぢおん青森 = Région Aomori monthly. 8(88)』(青森地域社会研究所編 青森地域社会研究所 1986-03) (図書館・個人送信限定)
https://dl.ndl.go.jp/pid/7953837/1/7  (2023.9.28確認)
p.10-16(コマ番号7-10)「ハレー彗星記念 ハレー彗星をとらえた野の天文学者・前原寅吉」前原俊彦著の記事が掲載されており、p.14-15(コマ番号9)に「彼の最も愛用した天体望遠鏡はオランダ製のもので、薩摩藩最後の藩主で、写真マニアでハイカラ好きであった、29代目当主、島津忠義(1840~1897=明治30年)の所有したものであるとされている。」とあります。

(4) 『野の天文学者-前原寅吉』(鈴木喜代春/作 あすなろ書房 1993.12)
p.75-92「5 天文堂と望遠鏡」のうち、p.89-92に前原寅吉が望遠鏡を入手した時のエピソードが記載されています。八戸藩から譲られたもので、p.90に「長さが七尺五寸(二・三メートル)、筒のふとさが二寸四分(七・三センチ)あり、倍率は百倍でした。筒全体に唐草のもようがついています。目を当てるところは、本ベッコウです。」と望遠鏡の特徴が記されています。ただし、その望遠鏡は「オランダ製」とされています。

(5) 『読売新聞』2013年9月13日 東京朝刊 31ページ「八戸藩の望遠鏡 170年ぶり薩摩へ 里帰り展示27日から=青森」
「望遠鏡は長さ約2・3メートル、倍率100倍。紙製で、漆塗りに金で微細な模様が描かれている。オランダ製とみられ」という記述とカラー写真が掲載されています。

(6) 『読売新聞』2013年9月14日 西部朝刊 31ページ「南部信順の望遠鏡"里帰り" 薩摩藩から婿入りの八戸藩主=鹿児島」
資料(5)とほぼ同内容の記事ですが、違うカラー写真が掲載されています。

(7) 八戸ポータルミュージアム[はっち]:はっちブログ「前原寅吉さんの望遠鏡、鹿児島へ向かいました!」(2013年9月13日)
https://hacchi.jp/blog/2013/09/e001395.html  (2023.9.28確認)
黎明館開館30周年記念企画特別展「島津重豪-薩摩を変えた博物大名-」(2013年9月27日から11月3日)が鹿児島で開催され、そこで望遠鏡が展示された時のことが記されています。

オランダ製と考えられていた前原寅吉氏所有の「窺天鏡」が、実は岩橋家製であったと判明したという記事は以下のとおりです。

(8)大阪市立科学館公式ホームページ 月刊うちゅう 2018年度
https://www.sci-museum.jp/about/publication/universe/?year=2018  (2023.9.28確認)
「2018年12月号(2.51MB)」のp.4-9武庫川女子大学 株本訓久「日本のガリレオ!岩橋善兵衛の望遠鏡」のp.8-9「7.おわりに」の項に「アマチュア天文家前原寅吉が旧八戸藩南部家から譲り受けた「南部信順が薩摩藩から八戸藩への婿入り道具として持参したオランダ製の望遠鏡」が、岩橋家製のものであることが判明した」と記載されています。

資料(8)の参考文献に以下の資料が記載されていましたが、当館では所蔵していないため確認できませんでした。
渡辺誠「岩橋善兵衛の望遠鏡の特色―すぐれた技術にせまる―」『貝塚市立善兵衛ランド開館 25周年記念誌』(貝塚市立善兵衛ランド 2017.11)
回答プロセス
1.当館所蔵検索及び「国立国会図書館サーチ」で、質問者の事前調査資料である『天文論文集及身辺雑集』を検索。資料(1)が見つかる。
2.当館所蔵検索にてフリーワード“天文展覧会”で検索 ヒットなし。
3.当館データベース「大阪関係資料目次検索」(外部非公開)で“天文展覧会”を検索 ヒットなし。
4.大阪府立中之島図書館「おおさかポータル」(http://www.library.pref.osaka.jp/site/osakaportal/)で“天文展覧会”を検索、ヒットなし。
5.『明治大正大阪市史』を確認 索引に“天文展覧会”という項目なし。
6.「大阪春秋総目次・索引集」(http://osaka-web-museum.na.coocan.jp/index-top-shunjyu.htm)で“天文展覧会”を確認、該当なし。
7.当館所蔵検索をフリーワード“市民博物館”で検索、有用情報なし。
8.「国立国会図書館デジタルコレクション」で“大阪 市民博物館”を検索、有用情報なし
9.当館横断検索システム「OMLINサーチ」で“天文展覧会”を検索 「CiNii Research」9件、「NDLサーチ」9件、「WebcatPlus」3件がヒットするが、有用情報なし。
10.「国立国会図書館デジタルコレクション」で“前原寅吉”を検索、5件ヒット。 資料(2)(3)が見つかる。
11.「Google」で“"窺天鏡" 八戸”を検索、資料(7)(8)が見つかる。
12.「Googleブックス」および「Google」で"天文展覧会”を検索、有用情報なし。
13.商用データベース「朝日新聞クロスサーチ」「ヨミダス歴史館」で“天文展覧会”を検索、ヒットなし
14.商用データベース「朝日新聞クロスサーチ」「ヨミダス歴史館」を“前原寅吉”で検索、「ヨミダス歴史館」で資料(5)(6)が見つかる。
15.資料(8)の参考文献を確認。資料(4)が見つかる。同じく参考文献に記載のあった『貝塚市立善兵衛ランド開館25周年記念誌』は当館に所蔵はなく、貝塚市立図書館に所蔵があることがわかる。
16.資料(7)の記述にあった望遠鏡が展示されたという展覧会名で「国立国会図書館サーチ」を検索。『島津重豪 : 薩摩を変えた博物大名 : 黎明館開館30周年記念企画特別展』が見つかるが、当館所蔵なし。国立国会図書館、京都府立京都学・歴彩館、鹿児島県立図書館、青森県立図書館に所蔵あり
17.大阪府立図書館おおさかeコレクション( http://www.library.pref.osaka.jp/site/oec/index.html )で”前原寅吉”、”天文展覧会”を検索、ヒットなし
18.国立国会図書館デジタルコレクションで”天文展覧会”を検索、3件ヒット 『星空の観察』(山本一清 著 警醒社書店 大正11)のp.272-304(コマ番号157-173)「天文展覧会の解」に企画の経緯について記述があるが、展示品等について記述なし。
19.Googleブックスで“大阪市民博物館 展覧会”で検索 有用情報なし
事前調査事項
前原寅吉氏の『天文論文集及身近雑集』(国会図書館デジタルコレクション)に、大阪市民博物館館長の堀居左五郎氏からの依頼の書状(市博甲第535號)が掲載されている。
NDC
  • 実地天文学.天体観測法 (442 9版)
  • 個人伝記 (289 9版)
参考資料
  • 当館書誌ID <0000370805>  野の天文学者-前原寅吉 鈴木 喜代春/作 あすなろ書房 1993.12 9784751512302 資料(4)
  • 『読売新聞』2013年9月14日 西部朝刊 p.31「南部信順の望遠鏡"里帰り" 薩摩藩から婿入りの八戸藩主=鹿児島」 資料(5)
  • 『読売新聞』2013年9月13日 東京朝刊 p.31「八戸藩の望遠鏡 170年ぶり薩摩へ 里帰り展示27日から=青森」 資料(6)
  • 国立国会図書館デジタルコレクション『前原寅吉天文論文集及身辺雑集』 (宇宙互愛研究所編 前原寅吉 昭和)(インターネット公開) https://dl.ndl.go.jp/pid/1097225/1/8 (2023.9.28確認) 資料(1)
  • 国立国会図書館デジタルコレクション『近代東北庶民の記録. 下』(NHK仙台制作グループ著 日本放送出版協会 1973) (図書館・個人送信限定) https://dl.ndl.go.jp/pid/9569020/1/50 (2023.9.28確認) 資料(2)
  • 国立国会図書館デジタルコレクション『月刊れぢおん青森 = Région Aomori monthly. 8(88)』(青森地域社会研究所編 青森地域社会研究所 1986-03) (図書館・個人送信限定) https://dl.ndl.go.jp/pid/7953837/1/7 (2023.9.28確認) 資料(3)
  • 八戸ポータルミュージアム[はっち]:はっちブログ「前原寅吉さんの望遠鏡、鹿児島へ向かいました!」(2013年9月13日) https://hacchi.jp/blog/2013/09/e001395.html (2023.9.28確認) 資料(7)
  • 大阪市立科学館公式ホームページ 月刊うちゅう 2018年度 https://www.sci-museum.jp/about/publication/universe/?year=2018 (2023.9.28確認) 資料(8)
キーワード
  • 天文展覧会
  • 望遠鏡
  • 天窺鏡
  • 前原寅吉
  • 岩橋善兵衛
  • 大阪市民博物館
照会先
寄与者
備考
2025年1月のシステム更新により、「書誌ID」は「タイトルコード」として番号体系が変更となりました。参考資料欄の書誌IDについては、図書は先頭に100を、雑誌は先頭に299を追加して読み替えてください。
例:『新修大阪市史 第1巻』 新修大阪市史編纂委員会/編集 大阪市 1988
・旧:書誌ID<0000342129>
・現:タイトルコード<1000000342129>
なお、各種URLリンクも変更になっています。デジタルアーカイブに関しては、以下のページの検索画面から資料名等で検索してご覧いただけます。
・大阪市立図書館デジタルアーカイブ
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index_d.html
調査種別
文献紹介
内容種別
郷土
質問者区分
社会人
登録番号
1000303620
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000303620 コピーしました。
アクセス数 2539
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