レファレンス事例詳細

1、所蔵資料の内容確認
　〇『総合百科事典ポプラディア 8』　ポプラ社　2011年
　　p.80　「にしインドしょとう　西インド諸島」の項に、以下の記載あり。
　　　「（前略）1492年、コロンブスがはじめてバハマ諸島の小島に上陸したとき、「インドについた」とかんちがいしたことから、この名がつけられた。」
　〇『どんなところ?小さな国大研究』　関真興／監修　PHP研究所　2013年
　　p.56-57　「バハマ・ジャマイカ」の項に、以下の記載あり。
　　　p.56「南北アメリカ大陸にはさまれたカリブにある群島を「西インド諸島」といいます。コロンブスがインドをめざして西まわりで航海をし、バハマに到着、その住民の肌の色を見て、そこがインドだとかんちがいしたことからその名がついたといわれれています。（後略）」
　
2、後日調査による追加資料
　〇『ブリタニカ国際大百科事典 １５』　ＴＢＳブリタニカ／編　ＴＢＳブリタニカ　1994年
　　p.69　「西インド諸島」の「歴史」の項に、以下の記載あり。
　　　「西インド諸島は、一四九二年、コロンブスの発見によってヨーロッパ人に知られるにいたった。（中略）発見当時、この地域は現在のインド亜大陸の一部であると考えられ、「インド」と呼ばれていたが、地理学的知識の増大によりまったく違う地域であることがわかったため、二つを区別して十六世紀なかばから東インド、西インドと呼ばれるようになった。（後略）」
　〇『新・世界の国々 6』　帝国書院編集部／編集　帝国書院　2020年
　　p.72「コロンブスが発見した『インド』」の項に、以下の記載あり。
　　　「コロンブスは、アジア進出をめざすスペインの支援を受け、2か月をこす航海の末、1492年10月にバハマ諸島にたどりついた。コロンブスは西に向かえばインドにつくと思い込んでいたうえ、先住民のはだの色を見て、インド近海に到着したものと誤解した。これが今日、カリブ海にうかぶ島々が西インド諸島とよばれている由来である。（後略）」
　〇『地球の歩き方 B24』　地球の歩き方編集室／編集　ダイヤモンド・ビッグ社　2016年
　　p.23　「コロンブスがバハマ諸島にたどり着く」の項に、記載がある。
　〇『世界大百科事典 21』　平凡社　2007年
　　p.289　「にしインド　西インド［諸島］」の項に、記載がある。
　
4、記載のなかった資料
　×『世界の地理 5』　井田仁康／監修　学研プラス　2019年
　×『世界遺産で知ろう!世界の国々』　金田章裕／編著　文英堂　2004年