レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年07月19日
- 登録日時
- 2023/07/09 11:45
- 更新日時
- 2023/11/09 14:54
- 管理番号
- 埼熊-2023-027
- 質問
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解決
大正から昭和初期に妙義山の大砲岩で逆立ちした軍人がいると聞いた。その軍人の名前を知りたい。
- 回答
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以下の資料と情報を紹介した。
『帝国陸軍高崎連隊の近代史 上巻(明治大正編)』(前澤哲也著 雄山閣 2009)
p252「日露戦争開戦時の歩兵第十五連隊幹部」の表に、第二中隊長大尉 等々力森蔵の記述あり。
《国立国会図書館デジタルコレクション》『上毛裏かえ史』(萩原進著 吾妻書館 1982)(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9642638 国立国会図書館)78-79コマ 国立国会図書館/図書館送信参加館内公開
p139「妙義山の轟岩は「等々力」が正しい 一軍人の生涯のひとこま」に該当記述あり。
《国立国会図書館デジタルコレクション》『新聞記者の三十三年:還暦記念』(手島益雄著 東京芸備社 1933)p100「蟹の這ふやうに登りぬ妙義山」の項あり。(https://dl.ndl.go.jp/pid/1189899/1/53 国立国会図書館)53コマ 国立国会図書館/図書館送信参加館内公開
「吾輩は遂に大砲岩まで登つた。此岩は大砲を峰の上に上げたと同じく又轟岩とも云ふ。轟大尉なるものが、此上にて逆立ちしたりと傳ふるなり。」とあり。
- 回答プロセス
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1 群馬県に関する資料を確認する。
2 自館目録を〈妙義山〉で検索する。
質問に関連する資料なし。
3 《国立国会図書館デジタルコレクション》(https://dl.ndl.go.jp/ 国立国会図書館)を〈妙義山 & 逆立ち〉で検索する。
『上毛裏かえ史』(萩原進著 吾妻書館 1982.3)p139「妙義山の轟岩は「等々力」が正しい 一軍人の生涯のひとこま」(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9642638 国立国会図書館)78-79コマ 国立国会図書館/図書館送信参加館内公開
「高崎十五聯隊に士官学校でのバリバリの若い軍人がいた。これが長野県出身の等々力森蔵大尉であった。」とあり。
4 3の情報より、《国立国会図書館レファレンス協同データベース》(http://crd.ndl.go.jp/reference/ 国立国会図書館)を〈高崎十五連隊〉で検索する。
「歩兵第十五連隊の兵舎等の配置図が見たい。」(高崎市立中央図書館 http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000183680)
5 4の参考資料を確認する。
〈その他調査済み資料〉
『郷土資料事典 ふるさとの文化遺産10群馬県』(ゼンリン 1997)
『群馬の地名をたずねて』(群馬地名研究会編 上毛新聞社 2004)
『群馬県の歴史散歩 歴史散歩10』(群馬県高等学校教育研究会歴史部編 山川出版社 2005)
『妙義山 歴史と信仰の山 周辺のドライビングスポット』(あさを社 1993)
『図説明治人物事典 政治家・軍人・言論人』(湯本豪一編 日外アソシエーツ 2000)
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2018年7月19日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213 9版)
- 陸軍 (396 9版)
- 参考資料
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- 『帝国陸軍高崎連隊の近代史 上巻(明治大正編)』(前澤哲也著 雄山閣 2009) , ISBN 978-4-639-02082-0
- キーワード
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- 等々力 森蔵(トドロキ モリゾウ)
- 軍人-日本
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 歴史 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000335787