レファレンス事例詳細

１．所蔵資料検索（キーワード：「坂本龍馬　母　幸」「麒麟」「龍」）。ＮＤＣ分類289（個人伝記）、388（伝説）、720（絵画）に関する書架をブラウジング。下記資料が該当。
坂本龍馬の母がみた夢について記載があった資料、麒麟または龍に関連する資料を確認するも絵の掲載は確認できず。

①『坂本竜馬伝』（千頭清臣／著、新人物往来社、１９９５．７、２８９．１／ササ）資料番号：121021174
→p26「（一）母幸子、雲龍奔馬の胎内に入るを夢み、覚めて後ち龍馬を生む。」との記載あり。
→p27「（三）母の奇夢、子の怪毛父は之を易者に相せしめけるに、易者曰く、蛟龍昇天して火焔母胎に入る。奇瑞なり。大器にして晩成し、必ず家名を揚げんと。父乃ち此の兒に龍馬の名を與へたり。」との記載あり。

②『坂本龍馬の系譜』（土居晴夫／著、新人物往来社、２００６．１１、２８９．１／ササ）資料番号：122417058
→p69-72　龍馬の生誕伝説について記載あり。母・幸がみた夢についても触れている。

③『汗血千里の駒、坂本龍馬君之伝』（坂崎紫瀾／作、岩波書店、２０１０、９１３．６／サシカ／）資料番号：123060097
→p20「又一説に龍馬の名はその生るる前夜に当りて母が庭なる梅の梢より蛟龍昇天するを夢みたる吉瑞（めでたいしるし）に取れるものなりとか」と記載あり。

④『天翔る龍　坂本龍馬伝』（山村竜也／著、日本放送協会、２００９、２８９．１／サア／）資料番号：122946726
→p10「龍馬が生まれる前夜のことだ。幸がこんな不思議な夢を見たという。庭の梅の木の梢から蛟龍（龍の子）が現れて天高く昇り、その口から吐いた赤い炎が幸の胎内に入ったというのである。」と記載あり。

⑤『坂本龍馬事典』（志村有弘／編、勉誠出版、２００９、２８９．１／ササ／）資料番号：122963572
→p198　「坂本幸」の説明あり。該当資料①と類似内容の記載あり。

⑦『中国シンボル・イメージ図典』（王　敏／編、東京堂出版、２００３．４、７２７／ワチ）資料番号：122154941
→p11　麒麟について記載あり。
→p33-36　龍について記載あり。

⑧『中国　妖怪人物事典』（実吉達郎／著、講談社、１９９６、Ｒ３８８．２／サチ／）資料番号：121105472
→p150-153　麒麟について記載あり。

⑨『龍の百科』（池上正治／著、新潮社、２０００．１、３８８／イリ）資料番号：121539753
→龍についてまとめられた資料。巻末に索引あり。

⑪『日本・中国の文様事典』（視覚デザイン研究所・編集室／編、視覚デザイン研究所、２０００．１、７２７／シニ）資料番号：124266388
→p114-115、p224-227　龍の文様について記載あり。
→p116、p239　麒麟の文様について記載あり。

⑬『百竜画帖』（寺野丹斎／画と解説、岩崎美術社、１９８７．１１、７２１．９／テヒ）資料番号：110296340
→寺野丹斎が描いた龍の絵の画集。巻末に解説あり。

⑭『故宮の文様　中国伝統文化と美学の象徴を読み解く』（紋藏／編著、翔泳社、２０２５．１、７２７／ウコ）資料番号：140745621
→中国の伝統的な文様やモチーフをデジタルイラストで再現し掲載しているが、当時の絵などの写真はなし。
→p12　龍文について記載あり。
→p15　麒麟文について記載あり。

⑮『龍と人の文化史百科』（池上正治／著、原書房、２０１２、３８８／イリ／）資料番号：123204174
→龍と中国の歴史、伝承、地誌、文物、食と薬、諸外国の龍、日本人と龍についての記載あり。図版、写真、図絵などあり。

⑯『世界幻想動物百科　ビジュアル版』（トニー・アラン／著、原書房、２００９、３８８／アセ／）資料番号：122947062
→p104-105　麒麟について記載あり。
→p164、228-231　竜王について記載あり。

２．レファレンス協同データベースにて「麒麟」をキーワードに検索。該当事例を参考に資料を調査。
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000099798（確認日：2025.5.12）
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000314343（確認日：2025.5.12）

⑥『図説　中国文化百華００２　幻想動物の文化誌　天翔けるシンボルたち』（張　競／著、農山漁村文化協会、２００２．１２、２９２．２／ノズ／２）資料番号：121987580
→p36-52　麒麟について記載あり。
→p98-99　麒麟の像などの写真の掲載あり。
→p158-188　龍について記載あり。

⑩『日本の文様２９　龍・麒麟・鳳凰』（光琳社出版、１９７７、７５０／２９／１－２９）資料番号：111003620
→麒麟や龍の文様、龍について記載あり。※ページ付なし

⑫『日本の意匠　続１１』（京都書院、１９９５．２、７５７／キニ／２－１１）資料番号：120971627
→p98-106　龍や麒麟の文様の写真の掲載あり。

記載を確認できなかった資料は以下のとおり。
✕『内外文様類集　第２巻』（河原崎奨堂／編、芸艸堂、１９９４．６、７５７／カナ／２）資料番号：128197266
✕『水墨画吉祥の図案集』（日貿出版社、日貿出版社、２０１４．１０、７２４．１／ニス）資料番号：123386849
✕『中国神話・伝説大事典』（袁　珂／著、大修館書店、１９９９．４、Ｒ１６４．２／エチ）資料番号：128601507
✕『中国の神話・伝説』（伊藤清司／著、東方書店、１９９６．９、１６４．２／イチ）資料番号：121134449
✕『中国神話』（聞　一多／原著、平凡社、１９８９．２、１６４．２／ブチ）資料番号：120408224
✕『日本史の新常識』（文藝春秋／編、文藝春秋、２０１８、２１０．０４／ブニ／）資料番号：123899734
✕『文藝春秋にみる坂本龍馬と幕末維新』（文藝春秋／編、文藝春秋、２０１０、２８１．０／ブブ／）資料番号：122978554
✕『もっと知りたい仁和寺の歴史』（久保智康／著、東京美術、２０１７、７０２．１／クモ／）資料番号：123785685
✕『山海経　中国古代の神話世界』（高馬三良／訳、平凡社、１９９４．１、３８８．２／タセ）資料番号：120837802
✕『中華五福吉祥図典　禄　福禄寿喜財』（黄　全信／編、国書刊行会、２００５．５、３８７／コチ／２）資料番号：122349939
✕『知られざる古代　続』（水谷慶一／著、日本放送出版協会、１９８１．８、２１０．３／ミシ／２）資料番号：110351707