レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2012/02/09 18:42
- 更新日時
- 2012/02/28 18:24
- 管理番号
- 千葉市中央027
- 質問
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船の手旗信号は、どのように行われるのですか。
- 回答
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手旗信号は、紅白一組の旗を左右の手に持ち、揚げる角度を変えることで、遠方に情報を伝える手段である。望遠鏡・双眼鏡で見える範囲で、おもに音響が届きにくい海上での活動に適している。船に無線記号のような通信システムがなかったころから使われており、現在でも、海上自衛隊や海上保安庁などで使用されている。文字は、基本となる動作の組み合わせで表わされ、各和音・アルファベットに動作が対応している。
- 回答プロセス
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「手旗信号」と検索したが、該当資料は確認できなかった。件名「船舶信号」で、信号旗や船舶通信に関する資料にヒットした。
・「海の信号旗」(杉浦 昭典) 船舶の旗や各信号について説明されている。P57~69に手旗信号の解説あり。
・「国際信号書」(監修者:海上保安庁) 航海者のための実務的な信号書。P332~日本船舶信号法 第3節手旗信号法として掲載あり。
・「旗と船舶通信 5訂版」(三谷 末治) P15~手旗信号法
次に、船舶の概要的な資料にあたった。それぞれ船の信号の一つとしての手旗信号の意味など簡単な説明がみられた。
・「航海ハンドブック」(航海ハンドブック編集委員会) P566信号通信 手旗信号法
・「面白いほどよくわかる船のしくみ」(日本文芸社) P102旗旒(きりゅう)信号
・「まるごと!船と港」(日本文芸社) P112船の信号
更に、「記号」の観点から、音声・文字の代替記号の一つとして掲載されている資料あり。
・「記号の事典 セレクト版 第3版」(三省堂 ) P34~35手旗信号
- 事前調査事項
- NDC
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- 航海.航海学 (557 9版)
- 海洋工学.船舶工学 (550 9版)
- 言語学 (801 9版)
- 参考資料
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- 「海の信号旗」(杉浦 昭典 舵社 1981)
- 「国際信号書」(監修:海上保安庁 日本海員掖済会2003 )
- 「旗と船舶通信 5訂版」(三谷 末治他 成山堂書店 2000)
- 「航海ハンドブック」(航海ハンドブック編集委員会 成山堂書店 1971)
- 「面白いほどよくわかる船のしくみ」(賞雅 寛而 日本文芸社 2009)
- 「まるごと!船と港」(森 隆行 同文舘出版 2008)
- 「記号の事典 セレクト版 第3版」(江川 清 三省堂 1996)
- キーワード
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- 手旗信号
- 船舶信号
- 記号
- 旗
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000101296