レファレンス事例詳細

川崎の歴史について

・川崎は江戸時代からどのような場所に変わっていったか。
・いつ川崎という市ができたのか
・どのように今のような発展した川崎ができたのか。

『川崎市史　通史編２・３・４』　川崎市／編集・発行　1994～1997年、分類K211.1
　川崎市が編集発行した詳細な市史。第2巻近世、第3巻近代、第4巻上下現代となっており、通史編の他、それぞれに資料編もある。

『やさしい川崎の歴史』　小塚　光治／編　川崎歴史研究会／発行、1990年、分類K213.1 　
　小中学生向きに書かれた、原始時代から終戦までの川崎の歴史が分かる入門書。第７章「江戸時代の川崎」から、第10章「昭和時代の川崎」あたりが参考になる。起きた出来事や活躍した人物のほか、庶民の暮らしぶりなどにも言及している。館によって所蔵する版が違う場合があり、最新は第５版。

『わが町の歴史　川崎』　村上直／編著　文一総合出版／発行、1981年、分類K213.1　
　原始時代から100万都市となった現代（昭和50年代）までの川崎の歴史をまとめた本。こちらは一般向けに書かれ、巻末には略年表、沿革表、関係文献、文化財、年中行事等の付録付き。

『２０世紀のかわさき―１００年を振り返り、新世紀をひらく』　川崎市市民局広報課／企画・編集・発行、2001年、分類K213.1
　1901年（明治34年）から2000年（平成12年）までの100年間を数多くの写真とともに振り返る本。文章だけでなく写真があることで、街の移り変わりや人々の生活様式の変化などが見てとれる。

『カワサキ・シティ－日本を牽引する街』　川崎市市民ミュージアム／編・発行、2013年、分類K518.1
　川崎市市民ミュージアムの開館２５周年を記念して企画された特別展の図録。都市カワサキの形成から今、未来像までをまとめた一冊。江戸時代の古文書や古地図、写真、新聞記事などの資料が豊富に掲載されている。

このほか、川崎の歴史に関する資料は数多くあり、各図書館に地域資料のコーナーを設けている。