レファレンス事例詳細

次の資料に掲載されていた。併せて、レシピの掲載有無についても確認しお伝えした。
　
【図書】
○複数の国・地域、西洋料理を紹介している資料
・『日本のウナギ：生態・文化・保全と図鑑』(海部健三/文　脇谷量子郎/文　内山りゅう/写真　山と溪谷社　2024.8)
p.150-151「第4章 日本人とウナギ　世界のウナギ料理」
イースト・ロンドンの「ウナギの煮凝り」、バスク地方の「シラスウナギの模造品のアヒージョ」、インドネシアの「ウナギのスープ」など。レシピの掲載なし。
　
・『ふしぎだらけのウナギ(調べる学習百科)』(黒木真理/監修　岩崎書店　2023.8)
p.56-57「3章 ウナギと日本文化　コラム さまざまなウナギ料理」
ロンドンの「ゼリー寄せ」、ヨーロッパの「くんせい」など。レシピの掲載なし。
　
・『ウナギのふしぎ：驚き!世界の鰻食文化』(リチャード・シュヴァイド/著　梶山あゆみ/訳　日本経済新聞社　2005.6)
p.225-232「付録　ウナギを食べよう」
フランスの「ウナギのマトロート(赤ワイン煮込み)」、アメリカのノースカロライナの「ウナギのシチュー」など。レシピの掲載あり。
　
・『ラルース料理百科事典　別巻　日本語・英語索引』(プロスペル・モンタニェ/著　ロベール・J・クルティーヌ/改訂　三洋出版貿易　1979)
p.15-166「料理用語索引(日本語)」
「うなぎ」の項目あり。(p.32)
これをもとに1巻、3巻、4巻、5巻に記載があることを確認した。なお、この資料は、フランス料理を中心とした西洋料理をまとめた資料である。
　
・『ラルース料理百科事典　1　ABA‐BOC』(プロスペル・モンタニェ/著　ロベール・J・クルティーヌ/改訂　三洋出版貿易　1979)
p.126-136「ANGUILLE<アンギーユ> 鰻(うなぎ) (英)eel」
「Anguille à l'anglaise <アンギーユ・ア・ラングレーズ> うなぎのフライ、イギリス風」など。レシピの掲載あり。
　
・『ラルース料理百科事典　3　CUI‐HAR』(プロスペル・モンタニェ/著　ロベール・J・クルティーヌ/改訂　三洋出版貿易　1979)
p.851「Dressage des plats froids<ドレッサージュ・デ・プラ・フロワ> 冷製料理の盛りつけ　うなぎのガランティーヌ」
p.879「Galantine d'anguille à la gelée <ガランティーヌ・ダンギーユ・ア・ラ・ジュレ> うなぎのガランティーヌ、ゼリー寄せ」。レシピの掲載あり。
　
・『ラルース料理百科事典　4　HAR‐OLO』(プロスペル・モンタニェ/著　ロベール・J・クルティーヌ/改訂　三洋出版貿易　1979)
p.999-1000「Anguille<アンギーユ> うなぎ」
p.1003「Canapés à　l'anguille fumée <カナペ・ア・ランギーユ・フュメ> うなぎの燻製のカナッペ」。レシピの掲載あり。
　
・『ラルース料理百科事典　5　OMB‐SAT』(プロスペル・モンタニェ/著　ロベール・J・クルティーヌ/改訂　三洋出版貿易　1979)
p.1355-1356「Pâté chaud d'anguille <パテ・ショー・ダンギーユ> うなぎの温製パテ」。レシピの掲載あり。
　
・『うなぎの本』(松井魁/著　柴田書店　1977)
p.167-184「第四編 現代の鰻料理　第一一章 世界の鰻料理」
中国の「葱焼通心鰻(鰻のねぎ入り香り煮)」、台湾の「紅焼河鰻」、ドイツの「薬味草入りソースかけ」など。レシピの掲載あり。
　
　
○フランス料理の資料
・『デュマの大料理事典』(アレクサンドル・デュマ/著　辻静雄/ほか編訳　岩波書店 　1993.11)
p.33-35「うなぎ(鰻) Anguille」
「うなぎのマトロートのマリニエール(船頭風) Matelote d'anguille Marinière」。レシピの掲載あり。
　
・『フランス料理新百科事典　1　ア-オマ』(同朋舎出版　1986)
p.253-257「うなぎ　アンギーユ Anguille」
「うなぎの温かいパテ　パテ・ショー・ダンギーユ Pâté chaud d'anguille」など。レシピの掲載あり。
　
　
○中国料理の資料
・『中国料理百科事典　1　ア-カイ』(同朋舎出版　1992)
p.189-194「ウナギ[鰻魚 mán ýu] Eel」
四川の「ウナギの香料入り辛子炒め　Stir-Fried Eel with Chili Spices 魚香鰻條 ýu xiāng mán tiáo」、北京の「川うなぎの煮込み　Braised Eel 紅畑河鰻 hóng mèn hé mán」など。レシピの掲載あり。
　
　
○イタリア料理の資料
・『イタリア料理百科　4　地方別料理の特徴 イタリア料理史 料理用語事典 索引』(村上信夫/監修　エンゾ・デッレア/監修　高石鍈之助/監修　イタリア料理百科刊行会　1986.11)
p.170-178「主要素材五十音順料理名索引」
「うなぎ」の項目あり。(p.171)
この索引をもとに1巻および3巻に詳細な記載があることを確認した。
　
・『イタリア料理百科　1　前菜 野菜料理 果物 卵料理 パン/ポレンタ チーズ』(村上信夫/監修　エンゾ・デッレア/監修　高石鍈之助/監修　イタリア料理百科刊行会　1986.11)
p.53-54「うなぎ」
「うなぎの炭火焼き　Spiedini di anguilla alla brace スピエディーニ ディ アングイッラ アッラ ブラーチェ」など。レシピの掲載あり。
　
・『イタリア料理百科　3　魚介料理 肉料理 デザート 調理の基礎』(村上信夫/監修　エンゾ・デッレア/監修　高石鍈之助/監修　イタリア料理百科刊行会　1986.11)
p.21-23「うなぎ　Anguilla アングイッラ」
「うなぎのロンバルディア風　Anguilla alla lombarda アングイッラ アッラ ロンバルダ」など。レシピの掲載あり。
　
・『イタリア・地中海料理百科事典　1　ア-カミ』(同朋舎出版　1986)
p.162-167「うなぎその1(うなぎ)　Anguilla アングィッラ」
p.168-169「うなぎその3(しらすうなぎ)　Cée, cieche チェ、チエケ」
「うなぎの串焼き　Spiedini di anguilla スピエディーニ ディ アングィッラ」、「うなぎのロースト　Anguilla arrosto アングィッラ」など。レシピの掲載あり。
　
　
【インターネット情報】
・浜名湖産直マーケット「読みもの・特集一覧 コラム うなぎは海外でも食べられている？海外の変わったうなぎ料理も紹介」(2024/11/29現在)
https://www.8075.jp/read/topics/1322/
イギリスの「うなぎのゼリー寄せ」、フランスの「うなぎのマトロット」などが紹介されている。
　
・鮭と鰻のWeb図鑑「サケとウナギの深い話 その他 鮭と鰻の料理 世界のレシピ」(2024/11/29現在)
https://salmoneel.com/salmon-and-eels-dishes/
イタリアの「ヨーロッパウナギの串焼き」、韓国の「ニホンウナギの網焼き」などが紹介されている。
　
・Wedge ONLINE:WEDGE Infinity編集部(語り手：青山潤・東京大学大気海洋研究所特任准教授)「<短期集中連載>ウナギの謎に迫る　ウナギ博士に聞く(第2回)　カレーに唐揚げ?世界はウナギをこう食べる」(2024/11/29現在)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/1419
インドネシアの「ウナギのから揚げ」などが紹介されている。
　
　
[事例作成日：2024年11月29日]