レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年12月26日
- 登録日時
- 2019/06/05 10:56
- 更新日時
- 2019/12/26 11:20
- 管理番号
- 埼久-2019-029
- 質問
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解決
介護施設で働く職員と利用者が感じるストレス緩和に役立つ音楽や、その効果的な使い方、音楽プログラムなどついて書かれた資料が知りたい。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
1 図書
『基礎から学ぶ音楽療法』(古賀幹敏編著 江口奈々子著 海鳥社 2014)
音楽療法の歴史、小児領域、成人領域、高齢者領域の音楽療法について記述あり。
p160「実践楽曲200」高齢者用の実践曲目として200曲が紹介されている。
『アクティビティ実践とQOLの向上 新・福祉文化シリーズ 2』(石田易司編 明石書店 2010)
p77-86「施設における高齢者への音楽を用いたケア」目的と実際について記述あり。
『ドラミング リズムで癒す心とからだ』(ロバート・ローレンス・フリードマン著 佐々木薫訳 音楽之友社 2003)
ドラム(ハンドドラム)を用いたリズム音楽療法や効果についてまとめられている。
『名曲は名医 ストレスウォーズには音楽が効く』(石黒捷一編 実業之日本社 1993)
クラシック音楽の効用を述べている。
p41「田中正道の楽曲分類」というリストがあり、「眠りを誘うクラシック」「緊張・不安を和らげるクラシック」あり。
『バイオミュージックの不思議な力 音楽でストレス解消』(貫行子著 音楽之友社 1992)
p211一般的な音楽の中から、快適な暮らしに役立てられる音楽の処方あり。
『音楽療法のプロが教える高齢者のかんたん!音楽レクリエーション コツがわかる本』(藤井洋平[ほか]著 メイツ出版 2014)
音楽療法の技法を応用したものをわかりやすく図解している。
『認知症ケアと予防の音楽療法』(佐々木和佳[ほか]著 春秋社 2009)
認知症ケア、認知症予防ケアのためのプログラム例や事例等あり。
『高齢者の音楽療法』(貫行子著 音楽之友社 2009)
p86-108 高齢者音楽療法の目標とプログラム作りについて具体的な楽曲を挙げて説明している。
『認知症の予防と改善 音楽療法プログラムの実践と効果』(赤星建彦[ほか]編著 音楽之友社 2006)
心身を活性化することで健康の回復、維持、予防を目指した能動的な音楽療法プログラム。認知症高齢者の対応、新しい情報、研究事例、研究事業などを紹介。
『ストレスと予防医学のための応用音楽療法』(渡辺茂夫著 学芸書林 1988)
p202「痴呆性老化現象と音楽療法」
p206「図 老人ホームにおける音楽療法の光景(特別養護老人ホーム正吉苑)」の写真あり。
2 インターネット情報
《新潟県地域共同リポジトリ》(http://nirr.lib.niigata-u.ac.jp/ 新潟大学図書館協議会)
松田美穂著「高齢者の音楽療法 : 「ケアポートすなやま」における実践」(『新潟医療福祉学会誌 2(1)』p29-35 新潟医療福祉大学 2002.12)(https://ci.nii.ac.jp/naid/110000040259)
《聖徳大学》(http://www.seitoku.jp/univ/ 聖徳大学)
村井満恵著「認知症高齢者の音楽療法における対象者の認知症評価スケール値と音楽活動との関係 -K介護老人保健施設における実践を通じて-」(『音楽文化研究 第9号』p41-50 聖徳大学音楽学部 2010.3)(https://www.seitoku.ac.jp/daigaku/music/bltn/bltn9/murai9.pdf 聖徳大学)
《JStage》(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja 科学技術振興機構)
岡部多加志著「アルツハイマー型認知症の音楽療法」(『バイオメカニズム学会誌 Vol.30 No.2』p71-76 バイオメカニズム学会 2006.5)(https://www.jstage.jst.go.jp/article/sobim/30/2/30_2_71/_article/-char/ja/ 科学技術振興機構)
《IRDB》(https://irdb.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所)
松本裕樹著「高齢者の健康教育における音楽療法的活動とその有効性」(『和歌山大学教育学部教育実践総合センター紀要 23』p207-213 和歌山大学教育学部 2013.9)(http://jairo.nii.ac.jp/0442/00002135)
大森由美子[ほか]著「音楽療法の有効性に関する研究 介護老人保健施設入所者に対する効果」(『東海学院大学紀要 7』p47-54 東海学院大学 2014.3)(http://jairo.nii.ac.jp/0662/00001467)
《認知症ねっと》(https://info.ninchisho.net/dem_cure/cu20 認知症ねっと)
トップページに「認知症のリハビリに音楽療法」として「音楽療法とは」「音楽療法による認知症への効果」「音楽療法の取り入れ方」あり。
《認知症フォーラム.com》(https://www.ninchisho-forum.com/knowledge/iryou/009.html 認知症フォーラムドットコム)
トップページに認知症の基礎知識として「音楽療法が脳を活性化させる」という記述あり。
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈音楽療法〉〈癒し & 音楽〉〈高齢 & 音楽〉〈ストレス & 音楽〉で検索する。
2 《国会図書館サーチ》(http://iss.ndl.go.jp/ 国立国会図書館)を〈レクリエーション & ケア & 介護 & 音楽〉で検索する。
《国会図書館レファレンス協同データベース》(https://crd.ndl.go.jp/reference/ 国会図書館)「高齢者に対する音楽療法についての図書」(香川県立図書館 ://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000023579)の参考資料を確認する。
3 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈認知症高齢者に対する音楽療法〉で検索する。
4 《CiNii Articles》(http://ci.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所)を〈音楽療法〉〈介護 & 音楽〉で検索する。
5 《JAIRO》(http://jairo.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所)を〈音楽療法〉〈介護 & 音楽〉等で検索する。
6 《Google ブックス》(http://books.google.co.jp/ Google)を〈介護 & 音楽〉で検索する。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2017年12月26日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会福祉 (369 9版)
- 内科学 (493 9版)
- 音楽の一般理論.音楽学 (761 9版)
- 参考資料
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- 『基礎から学ぶ音楽療法』(古賀幹敏編著 江口奈々子著 海鳥社 2014) , ISBN 978-4-87415-917-0
- 『アクティビティ実践とQOLの向上 新・福祉文化シリーズ 2』(石田易司編 明石書店 2010) , ISBN 978-4-7503-3149-2
- 『ドラミング リズムで癒す心とからだ』(ロバート・ローレンス・フリードマン著 佐々木薫訳 音楽之友社 2003) , ISBN 4-276-12240-6
- 『名曲は名医 ストレスウォーズには音楽が効く』(石黒捷一編 実業之日本社 1993) , ISBN 4-408-10117-6
- 『健康と音楽 ストレス時代を生き抜くために』(渡辺茂夫著 誠文堂新光社 1992) , ISBN 4-416-89205-5
- 『バイオミュージックの不思議な力 音楽でストレス解消』(貫行子著 音楽之友社 1992) , ISBN 4-276-35101-4
- 『音楽療法のプロが教える高齢者のかんたん!音楽レクリエーション コツがわかる本』(藤井洋平[ほか]著 メイツ出版 2014) , ISBN 978-4-7804-1365-6
- 『認知症ケアと予防の音楽療法』(佐々木和佳[ほか]著 春秋社 2009) , ISBN 978-4-393-93546-0
- 『高齢者の音楽療法』(貫行子著 音楽之友社 2009) , ISBN 978-4-276-12254-3
- 『認知症の予防と改善 音楽療法プログラムの実践と効果』(赤星建彦[ほか]編著 音楽之友社 2006) , ISBN 4-276-12268-6
- キーワード
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- 音楽療法
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000256945