レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年11月30日
- 登録日時
- 2013/11/20 18:22
- 更新日時
- 2023/07/28 17:18
- 管理番号
- 岩手-160
- 質問
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解決
岩手山信仰や浄屋に関する資料を探している。
- 回答
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浄屋は山岳信仰が盛んだったころ、山に登るために身を清めるための行をする建物として用いられた。女人禁制で煮炊きには炉の火を使う。旧西根町の土沢地区には浄屋が数棟残されており、行事ともども町指定の文化財になっている。
岩手山信仰は岩手山を霊山とするお山信仰。岩手山は北奥羽における最高峰で山全体を御神体とし、巖鷲山大権現と称し崇敬してきた。
関連記述がある資料は以下の通り。
『西根町の古民家・浄屋』
⇒p35「浄屋と信仰行事」
『いわて歴史探訪』
⇒p22「岩手町 信仰登山へ身清める 秋浦の浄屋」
p40「八幡平市 けがれや罪を清める 寺田土沢の浄屋」
『東北の山岳信仰』
⇒p191~205「十四 岩手山」
『東北霊山と修験道』
⇒p90~107「岩手山の信仰と修験 田中喜多美」
『東北民間信仰の研究 下巻』
⇒p311「6 山と海の信仰(補遺) 岩手山信仰」
『岩手山記』
『奥羽史談 第112号』
⇒p20~25「東北地方における修験道(1)岩手山信仰と田村語り」阿部幹男
『奥羽史談 第113号』
⇒p1~7「東北地方における修験道(2)岩手山信仰と田村語り」阿部幹男
『西根町史 上巻』
⇒p1122~1126「第五編 民俗 二、岩手山信仰」
- 回答プロセス
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・「岩手山」「山岳信仰」「浄屋」などをキーワードに所蔵検索。
・郷土資料や一般資料の民間信仰関連をブラウジング。
・旧西根町には浄屋が数軒残されており、文化財に指定されているとのことだったので『西根町史』を確認。
- 事前調査事項
- NDC
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- 民間信仰.迷信[俗信] (387 9版)
- 日本 (291 9版)
- 宗教 (16 9版)
- 参考資料
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『西根町の古民家・浄屋』
西根町教育委員会∥編・出版 1986年
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002125778-00 -
『いわて歴史探訪』
岩手日報社企画出版部∥編集・出版 2013年
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I047859707-00 , ISBN 9784872014099 -
『東北の山岳信仰』民俗民芸双書93
岩崎 敏夫∥著 岩崎美術社∥出版 1984年
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001678565-00 -
『東北霊山と修験道』山岳宗教史研究叢書7
月光 善弘∥編 五来 重∥監修 名著出版∥出版 1977年
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001371238-00 -
『東北民間信仰の研究 下巻』岩崎敏夫著作集387
岩崎 敏夫∥著 名著出版∥出版 1983年
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001618628-00 -
『岩手山記』
小原 実義∥著 岩手山一万講社∥出版 1940年
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I036134644-00 -
『奥羽史談 第112号』2003年3月31日
奥羽史談会∥出版 -
『奥羽史談 第113号』2003年9月30日
奥羽史談会∥出版 -
『西根町史 上巻』
西根町史編纂委員会∥編・出版 1986年
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I036180915-00
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『西根町の古民家・浄屋』
- キーワード
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- 浄屋
- 岩手山信仰
- 岩手山
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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岩手県立図書館ホームページ レファレンス事例データベース検索
『岩手山信仰について』検索キーワード:岩手山信仰
https://www.library.pref.iwate.jp/iwsystem/refdb.html
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000140816