レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年12月13日
- 登録日時
- 2025/07/24 09:57
- 更新日時
- 2025/11/02 11:41
- 管理番号
- 埼久-2025-038
- 質問
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解決
日本における唯物史(マルクス史論)の流れについて、戦前から戦後にかけ、各学者の理論とその影響を知りたい。
- 回答
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下記の資料を紹介した。
『国史大辞典 14 や-わ』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1993)
p254「唯物史観」の項に「日本への導入・発達過程」の項あり。
各学者の理論とその影響が簡潔に書かれている。
『日本思想史事典』(日本思想史事典編集委員会編 丸善出版 2020)
p108-111「マルクス主義歴史学」の項あり。
『岩波講座日本歴史 第22巻(テーマ巻3)』(大津透編 岩波書店 2016)
p133-164「マルクス主義と戦後日本史学 戸邉秀明」の項あり。
マルクス主義歴史学の日本での発展過程、各学者の理論とその影響が簡潔に書かれている。
『日本唯物論史』(永田広志著 新日本出版社 1983)
p322-341「第四章 社会主義と唯物論」の項あり。
日本における社会主義の歴史および唯物論について記述あり。
『マルクス主義という経験』(磯前順一著 青木書店 2008)
p1-57「序論 戦後歴史学の起源とその忘却」の項あり。
マルクス主義歴史学が戦後の日本社会で受容されていく過程について記述あり。
p44-47「本書の概要」の項あり。
「「I 国体の起源とマルクス主義歴史学」では、一九三六年から一九三七年にかけて刊行された渡部義通を中心とする『日本歴史教程』を論じる。(中略)「Ⅲ 文化論的マルクス主義と歴史意識」は、一九四〇年代に開花する日本のマルクス主義歴史学が自由主義の思想史研究とともに、三木清や田邊元らの京都哲学によるマルクス主義の理解摂取から、戦後の歴史研究の土台となるような文化・思想論を生み出していったことを提示する。(後略)」とあり。
p227-372「III 文化論的マルクス主義と歴史意識」の項あり。
『遠山茂樹著作集 第8巻』(遠山茂樹著 岩波書店 1992)
p278-299「唯物史観史学の成立 とくに明治維新史研究を中心として」の項あり。
『歴史科学大系 29』(歴史科学協議会編 校倉書房 1983)
p317-363 解説「歴史科学の理論と方法の前進のために(犬丸義一)」あり。
p318「(前略)本書に収録した諸論文も殆んど、マルクス主義の立場に立ったものである。したがって、各論文は、マルクス主義史学の発達史の中に位置づけて読まれる必要がある。」とあり。
『萬葉の世紀 続』(北山茂夫著 東京大学出版会 1975)
p383-444「日本近代史學の發展」
p395-429「二 唯物史観による史學の成立をめぐって」の項あり。
『石母田正と戦後マルクス主義史学』(原秀三郎述 磯前順一[ほか]編 三元社 2019)
p7-10 「自序」より戦後の歴史学について口述式の記録がとられており、石母田正と交流のあった人物が登場する記述あり。
『講座政治学 2』(千葉眞責任編集 三嶺書房 2002)
p235-270「第八章 日本マルクス主義の形成と河上肇」
p244-249「第二節 「唯物史観」と道徳」の項あり。
p249-253「第三節 「唯物史観」と社会主義」の項あり。
- 回答プロセス
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1 《Japan Knowledge》(ネットアドバンス)を〈唯物史〉で検索する。
2 自館目録を〈唯物史 & 日本〉〈唯物論〉〈日本 & 思想 & マルクス〉〈マルクス & 歴史学〉〈唯物史観〉〈マルクス & 日本〉で検索する。
3 参考図書を〈マルクス〉〈唯物論〉で検索する。
『国史大辞典 14 や-わ』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1993)
p254「唯物史観」の項に「日本への導入・発達過程」の項あり。
(1)上記資料の参考文献を確認する。
4 NDC分類〈210.01〉の棚を確認する。
5 《国立国会図書館レファレンス協同データベース》(http://crd.ndl.go.jp/reference/ 国立国会図書館)を〈史的唯物論〉〈唯物史 & 日本〉〈唯物史観〉で検索する。
6 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈唯物論 & 日本 & 学者〉で検索する。
7 《リサーチ・ナビ テーマ別検索》(https://rnavi.ndl.go.jp/jp/db.html 国立国会図書館)を〈唯物史観〉で検索する。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2023年12月13日。
- 事前調査事項
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『近現代日本史と歴史学』(成田龍一著 中央公論新社 2012)
- NDC
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- 日本思想 (121 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 経済学.経済思想 (331 9版)
- 参考資料
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- 『国史大辞典 14 や-わ』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1993) , ISBN 4-642-00514-5
- 『日本思想史事典』(日本思想史事典編集委員会編 丸善出版 2020) , ISBN 4-621-30458-5
- 『岩波講座日本歴史 第22巻(テーマ巻3)』(大津透編 岩波書店 2016) , ISBN 4-00-011342-9
- 『日本唯物論史』(永田広志著 新日本出版社 1983) , ISBN 4-406-00913-2
- 『マルクス主義という経験』(磯前順一著 青木書店 2008) , ISBN 4-250-20808-7
- 『遠山茂樹著作集 第8巻』(遠山茂樹著 岩波書店 1992) , ISBN 4-00-091708-0
- 『歴史科学大系 29』(歴史科学協議会編 校倉書房 1983) , ISBN 4-7517-1540-2
- 『萬葉の世紀 続』(北山茂夫著 東京大学出版会 1975)
- 『石母田正と戦後マルクス主義史学』(原秀三郎述 磯前順一[ほか]編 三元社 2019) , ISBN 4-88303-477-1
- 『講座政治学 2』(千葉眞責任編集 三嶺書房 2002) , ISBN 4-88294-151-1
- キーワード
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- Marx Karl (マルクス カール)
- 史的唯物論
- 社会主義
- マルクス主義
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 哲学
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000372216