レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年6月29日
- 登録日時
- 2025/02/05 11:54
- 更新日時
- 2025/06/12 15:33
- 管理番号
- 埼久-2024-104
- 質問
-
未解決
神社の鳥居の柱部分に、多くの場合「御大典記念」と一緒に「昭和3年11月3日」の文字が刻まれているが、なぜなのか知りたい。
- 回答
-
該当する資料は確認できなかった。
参考までに、昭和3年11月10日の御大典の儀式(即位の礼)を記念して鳥居を建立した神社の記録と、11月3日の持つ意味について記述のあった以下の資料を紹介した。
1 昭和3年11月10日の御大典の儀式を記念して鳥居を建立した神社の記録
『久喜市栗橋町史 5 資料編3 近現代』(久喜市教育委員会編 久喜市教育委員会 2012)
p459「311 昭和三年(1928)一ニ月 大礼奉祝記念事業の調査(埼玉県行政文書No.
大二一六八-一〇-八)」
静村長が埼玉県学務部長にあてた昭和3年12月13日付の「神社ヲ忠トセル大礼奉祝記念事業調査報告」の内容に、「(4)同村大字伊坂・無格社香取神社ニ、石鳥居一基ヲ新設ス(中略)(但シ、起工九月十五日・十一月五日竣工)」とあり。
『大里郡神社誌』(埼玉県神職会大里郡支会編 国書刊行会 1984)(注)埼玉県神職会大里郡支会昭和5年8月刊の複製
p199(大里郡別府村の「村社 近殿神社」項中)「鳥居 (中略)花崗石稲荷形高十二尺間十尺一基 御大典記念昭和三年十一月十日建設当所小沼直吉奉納」とあり。
2 11月3日の持つ意味について記述のあった資料
『日本神道史 増補新版』(岡田莊司[ほか]編 吉川弘文館 2021)
p256「神武天皇即位日(同年三月に「紀元節」と改称)と天長節とを「祝日」とすることが布告された。これら両日と新年とをあわせて三大節(昭和二年以降は明治天皇誕生日である十一月三日の明治節を含めて四大節)と称された。」とあり。
『事典神社の歴史と祭り』(岡田莊司[ほか]編 吉川弘文館 2013)
p312「明治神宮の例祭日は、明治天皇誕生日である十一月三日で、同日は昭和二年以降終戦まで「明治節」と称し、四大節の一つに数えられた。」とあり。
『1928年。「御大典」の裏側で』(田中伸尚著 第三書館 1993)
p220「十一月三日は、前年三月に制定されたばかりの「明治節」(明治天皇の誕生日)だった。前年が服喪中だったために、実質的には最初の「明治節」となり、大礼気分と重なって、明治神宮は午前中だけで二十万人以上の参拝客で賑わった。」とあり。
『東京亀戸香取神社誌』(香取茂世 1928)
p41-42「十一月三日 明治節祭 中祭 明治天皇の御遺徳を尊び奉り明治の大御代を永遠に仰ぎ奉る祭事なり」とあり。
- 回答プロセス
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1 《Japan Knowledge》(ネットアドバンス)を〈大典〉で検索する。
2 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈御大典記念〉で検索する。
3 神道、皇室関係の参考図書を〈大典〉〈即位〉で検索する。
4 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を検索する。
(1)〈御大典 & 埼玉県〉で検索する。
《埼玉県神社庁 - Webcat Plus》(http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/creator/278269.html 国立情報学研究所)
以下の所蔵資料について紹介あり。
『御大典関係事業報告書』(埼玉県神社庁編 [埼玉県神社庁] 1992)
(2)〈御大典 & 昭和3年〉で検索する。
《国立国会図書館レファレンス協同データベース》(http://crd.ndl.go.jp/reference/ 国立国会図書館)「昭和3(1928)年の御大典の際,京都観光が流行ったと思われるが,ア)その頃の状況や,イ)刊行された観光ガイドを見たい。」(京都市図書館 https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000157047)
「御大礼」と「御大典」の語句の意味と出典参考図書を確認する。
『御大典と京見物』(高橋 新六/作 神陵閣書房 1928)
『京都大事典』(佐和 隆研/[ほか]編集 淡交社 1984)
(3)〈昭和3年11月3日〉〈1928年11月3日〉で検索する。
5 NDC分類〈17〉の図書を確認する。
『日本神道史 増補新版 』(岡田莊司[ほか]編 吉川弘文館 2021)
『事典神社の歴史と祭り』(岡田莊司[ほか]編 吉川弘文館 2013)
6 自館目録をフルテキスト〈御大典〉で検索する。
『久喜市栗橋町史 5 資料編3 近現代』(久喜市教育委員会編集 久喜市教育委員会 2012)
『東京亀戸香取神社誌』(香取茂世 1928)
『1928年。「御大典」の裏側で』(田中伸尚著 第三書館 1993)
7 6の調査から自館目録をタイトル〈神社誌〉で検索する
『大里郡神社誌』(埼玉県神職会大里郡支会編 国書刊行会 1984)
8 《Japan Knowledge》(ネットアドバンス)を〈見出し:11月3日〉〈見出し:文化の日〉〈全文:11月3日〉で検索する。
9 自館目録をタイトル〈昭和御大〉〈神社本庁〉で検索する。
10 《Google ブックス》(http://books.google.co.jp/ Google)を〈昭和3年11月3日〉、〈1928年11月3日〉で検索する。
11 《国立国会図書館レファレンス協同データベース》(http://crd.ndl.go.jp/reference/ 国立国会図書館)を〈鳥居 & 刻銘〉で検索する。
〈その他調査済み資料〉
『皇室関係用語集 改訂2版』(毎日放送用語連絡会議編 毎日放送 1978)
『日本の神仏の辞典』(大島建彦[ほか]編 大修館書店 2001)
『神道大辞典 第2巻 コ―テ 臨川書店 1974)
『神道史大辞典』(薗田稔[ほか]編 吉川弘文館 2004)
『昭和大礼記録資料 第1巻』(西秀成[ほか]著 不二出版 1990)
『神社本廳七十五年誌』(神社本庁総合研究所編纂 神社本庁 2021)
『神道史概説』(鎌田純一著 神社新報社 2010)
『昭和大禮要録』(大礼記録編纂委員会編 内閣印刷局 1931)
『御大典栄誉記念写真帖 昭和3年11月』(埼玉正論社 埼玉正論社 1929)
『秩父の教育百年』(秩父の教育百年史編集委員会編 秩父市教育委員会 1970)
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2023年6月29日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 神社.神職 (175 9版)
- 憲法 (323 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 大礼
- 即位式
- 神社
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 宗教
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000362689