レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年09月01日
- 登録日時
- 2024/12/13 17:55
- 更新日時
- 2024/12/13 17:55
- 管理番号
- 市川20240901-03
- 質問
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解決
ルドルフ2世統治下(1576~1612年)のプラハの民衆の生活について知ることができる資料を探している。
- 回答
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当時の民衆の生活がわかるものとして以下のような資料がある。
①『世界の民族衣装の事典』(丹野郁/監修 東京堂出版 2006)p.194-199に「ボヘミア地方 チェコとスロバキア」の民族衣装について記載あり。衣装に風土と歴史が与えた影響の説明と共に、特徴として「色彩・デザイン・装飾品が豊富なこと、レースや刺繍を男女ともに使っていること、服装の構造に工夫があることなど」が文章や写真、イラストで紹介されている。
②『中欧・東欧文化事典』(羽場久美子/編集代表 丸善出版 2021)p.484-485「チェコ料理」の項に「昔のチェコ人の主食はパンであった。15世紀まではライ麦,オオ麦,キビ,蕎麦などの穀物パンが作られ,共に食するのは決まってチーズであった」とある。また、古代から中世チェコの料理の材料や調味料、中世で大流行した燻製肉などの肉料理、16世紀前半から出版されるようになったチェコの料理書についても記載がある。
③『プラハの異端者たち』(薩摩秀登/著 現代書館 1998)p.246-257に「国際的な都市となったプラハでは、さまざまな民族、身分、宗派の人びとが入り交じって思い思いの活動を繰り広げた。(中略)教育機関の充実にともなって、貴族や市民の間で、より高い知識や教養を得ようとする欲求が強くなったことがその背景にある」などルドルフ2世統治下のプラハの民衆の様子について記載あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- ヨーロッパ史.西洋史 (230 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000360576