レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2025年11月26日
- 登録日時
- 2025/11/29 10:55
- 更新日時
- 2025/12/08 09:02
- 管理番号
- 2610
- 質問
-
「碧海台地 中小河川の堤防」に関する資料
『愛知県地名集覧』によれば、半場川の和泉地内に請堤・堤外の地名がある。請堤の構造や機能は、『和泉町の歴史』に書かれた通りである。堤外は、氾濫原となる耕作地といえる。
(1)半場川以外の碧海台地を流れる中小河川…堤防の名称・構造・機能
(2)徳川吉宗の新田開発における堤外地耕地化の事例、幕府の法令
- 回答
-
1)以下の資料の提供をもって回答とする。
・『安城の植物』(A472/コバ/A)p.46 及び『碧海の歴史』(A234/ムラ/A)p.93
・『安城ヶ原の歴史』(A234.5/アマ/A)p.37-40
・『篠目誌』(A234.5/ササ/A)p.195
・『榎前史話 第2輯』(A234.5/アン/)p.100-102
・『東端誌』(A234.5/ヒガ/)p.21及び『安城の中世』(A234.5/ナカ/A)p.422
・『高棚史』(A234.5/タカ/A)p.135
・『西尾市史1 自然環境 原始古代』(A23/87/1)p.72
・『龍燈の湖 油ヶ淵の過去・現在・そして未来へ』(A069/アン/A)p.20、p.22、p.28、p.44
・『鹿乗川悪水普通水利組合誌』(A517/カノ/A)p.50-64 p.289-292、p294-302
〇以下は矢作川主流の記述のため、参考として提供した。
・『矢作川流域資料調査報告書』(A517/ヤハ/A)p.90,92
・『矢作川とその流域』(A517/マツ/A)p.62 p.63 p.64 p.70 p.75
・『矢作川 川と人』(A517/チユ/A)p.25 p.34,35 p.38,39 p.48,49
・『矢作川の伝統工法』(A517/ヤハ/)p.10 p.12,13 p.15 p.33-44
・『定本矢作川』(A517/シン/A)p.67 p.69,70 p.71 p.73 p.86-89
(2)以下の資料の提供をもって回答とする。
・「近世における堤外地利用の変遷:摂津国神崎川堤外地を対象に」片山 早紀、待兼山論叢.史学篇.2024,48,p.1-28
- 回答プロセス
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①国立国会図書館デジタルコレクションにて、タイトル「安城」、キーワード「長田川 堤防」で検索
②安城郷土コーナーにて、該当の川付近の地域(赤松、和泉、根崎、城ヶ入、箕輪、福釜、榎前、東端、西端、高棚、今村、篠目)の資料をブラウジング
③国立国会図書館デジタルコレクションにて、タイトル「西尾」、キーワード「朝鮮川 堤防」で検索
④安城郷土コーナーにて、河川工事や防災に関する資料をブラウジング
⑤エルシエロにて、キーワード「徳川吉宗」で検索
⑥エルシエロにて、キーワード「新田開発」で検索
⑦CiNii Researchにて、「新田開発 堤外地」で検索
1)以下の資料の提供をもって回答とする。
①より
・『安城の植物』(A472/コバA)p.46 及び『碧海の歴史』(A234/ムラ/A)p.93
正保元年に米須と鷲塚の間に堤防が築かれたことの記述あり。
・『安城ヶ原の歴史』(A234.5/アマ/A)p.37-40「新用水路工事法約定三十二カ条」の中に堤防を築くことが示されている。
②より
・『篠目誌』(A234.5/ササ/A)p.195 猿渡川の堤防について記述あり。
・『榎前史話 第2輯』(A234.5/アン/)p.100-102「西春川堤防」「長田川堤防」について記述あり。
・『東端誌』(A234.5/ヒガ/)p.21及び『安城の中世』(A234.5/ナカ/A)p.422
長田川流域の従五位上槻井神社について、「槻井」は「築井」の宛字であり、「築井」は「堤堰」のことに相違なく、「即ち堤防を築いて灌概用の水を溜めた水利施設である。」との記述あり。
・『高棚史』(A234.5/タカ/A)p.135「西山道下地内堤防」「砂田堤防」の記述あり。
③より
・『西尾市史1 自然環境 原始古代』(A23/87/1)p.72 「鹿乗川」の導流堤について記述あり。
④より
・『龍燈の湖 油ヶ淵の過去・現在・そして未来へ』(A069/アン/A)
p.20 米津村から鷲塚村に至る根崎堤防が築かれたとの記述あり。
p.22 油ヶ淵沿岸で新田開発を行うために、「鷲塚村地先に長さ1130間(約2034m)、堤敷12間、高さ2間の堤防を新築」し、その内側を新田とする計画を立てていたとの記述あり。
p.28 伏見屋新田地主の変遷の表に、根崎提と伏見屋新田大堤に触れている。
p.44 「東端村と根崎村は野銭堤の圦樋の拡張と根崎堤の圦樋新設を計画して」いたとの記載あり。
・『鹿乗川悪水普通水利組合誌』(A517/カノ/A)
p.50-64 鹿乗川改修時、「川除堤築」と長さも含めて記載あり。
p.289-292、p294-302 工事に関する記述にて、堤防の場所や工程、工費に関する記載あり。
〇以下は矢作川主流の記述のため、参考として提供した。
・『矢作川流域資料調査報告書』(A517/ヤハ/A)
p.90,92 矢作川洪水の記録より、堤防決壊等の記載あり。
・『矢作川とその流域』(A517/マツ/A)
p.62 「大川の堤防が切れて」や、1644年に米津から鷲塚までの堤防ができたなどと記載あり。
p.63 堤防の外を民家より一段高く土盛りすることで、堤防の土台を丈夫にし、大水になった際の避難場所を考えていたとの記載あり。
p.64 場所も合わせて、堤防決壊についての記載あり。
p.70 矢作川中流の堤防の構造について記載あり。
p.75 堤防を強化するための取り組みについて記載あり。
・『矢作川 川と人』(A517/チユ/A)
p.25 堤防決壊の記載あり。
p.34,35 一連堤、根崎堤、六ツ名堤、有吉堤など、矢作川流域の築堤に関する記載あり。
p.38,39 棚尾橋下流付近築堤、鹿乗川導流堤の工事の写真掲載あり。
p.48,49 明治用水旧堰堤の写真掲載あり。
・『矢作川の伝統工法』(A517/ヤハ/)
p.10 矢作川の河道変遷について、六ツ名堤や根崎堤を築堤したことによるなどと関連してまとめた表の掲載あり。
p.12,13 洪水に伴う堤の場所とその破提について記載あり。
p.15 水防提、二重提、輪中の主な堤について記載あり。
p.33-44 伝統工法を使用した工事名一覧あり。
・『定本矢作川』(A517/シン/A)
p.67 六名堤について記載あり。
p.69,70 豊臣政権が行った矢作川の堤防工事に関する記載あり。
p.71 隠岐堤についての記載あり。
p.73 米津と鷲塚の間に堤防が築かれたとの記載あり。
p.86-89 洪水と堤防の関係、堤防の決壊などの記載あり。
(2)以下の資料の提供をもって回答とする。
⑤より
・『徳川吉宗 日本社会の文明化を進めた将軍』(289.1/トク/)大石 学/著、山川出版社、2011
→関連記述なし。提供せず。
⑥より
・『地図』(448.9/ナル/)鳴海邦匡/著、法政大学出版局、2021→関連記述なし。提供せず。
⑦より
・「近世における堤外地利用の変遷:摂津国神崎川堤外地を対象に」片山 早紀、待兼山論叢.史学篇.2024,48,p.1-28
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 地球.天文地理学 (448 9版)
- 参考資料
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[小林元男, 堀田喜久執筆 ;] 新編安城市史編集委員会自然部会(植物分野)編. 安城の植物 : 安城市の貴重な草花. 愛知県安城市, 2001.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000136-I1971712334828262918 -
天野暢保 著. 安城ケ原の歴史. 安城市農業協同組合, 1990.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002090022 - 篠目誌編纂委員会. 篠目誌. 篠目町内会, 200203.
-
榎前史話 第2輯. 安城市榎前町内会, 1989.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I23111100338152 -
深津精一. 東端誌. 東端公民館, 1975.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I23111100253269 -
中川覚 著 , 安城市教育委員会 編. 安城の中世 : 中川覚郷土史論稿. 安城市教育委員会, 1991.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002184446 - 高棚史編纂委員会/編集. 高棚史. 高棚町内会, 19911111.
-
西尾市史編纂委員会 編. 西尾市史 1 (自然環境・原始古代). 西尾市, 1973.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001230924 -
安城市歴史博物館編集. 龍燈 (りゅうとう) の湖 (うみ) : 油ヶ淵の過去・現在・そして未来へ : 特別展. 安城市歴史博物館, 2014.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000136-I1971430859868525064 -
鹿乗川悪水普通水利組合誌編纂委員会編. 鹿乗川悪水普通水利組合誌. 鹿乗川悪水普通水利組合誌編纂委員会, 1956.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000136-I1971712334805354760 -
矢作川流域資料調査会編. 矢作川流域資料調査報告書 : 矢作川の自然と文化をテーマとした博物館構想資料. 愛知県西尾市, 1993.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000136-I1970023484971068938 - 中部建設協会豊橋支所/編. 矢作川 川と人 矢作川改修60周年記念誌. 建設省豊橋工事事務所, 199410.
-
松井貞雄監修・編集. 矢作川とその流域. 矢作川流域開発研究会, 1993.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000136-I1970867909849538997 - 矢作川の伝統工法を観察する会/編著. 矢作川の伝統工法. 中部建設協会, 2002.
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新行紀一 監修. 定本矢作川 : 母なる川-その悠久の歴史と文化. 郷土出版社, 2003.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004090101 , ISBN 4-87670-195-4 -
鳴海邦匡 著. 地図. 法政大学出版局, 2021. (ものと人間の文化史 ; 187)
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I031826640 , ISBN 978-4-588-21871-2 -
大石学 著. 徳川吉宗 : 日本社会の文明化を進めた将軍. 山川出版社, 2012. (日本史リブレット人 ; 051)
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I024085928 , ISBN 978-4-634-54851-0 -
村瀬正章 著. 碧海の歴史 : 安城市・刈谷市・碧南市・知立市・高浜市の歴史. 松籟社, 1985. (シリーズ愛知 ; 1)
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001776458 , ISBN 4-87984-057-2
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[小林元男, 堀田喜久執筆 ;] 新編安城市史編集委員会自然部会(植物分野)編. 安城の植物 : 安城市の貴重な草花. 愛知県安城市, 2001.
- キーワード
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- 郷土
- 半場川(ハンバガワ)
- 請堤(セイテイ)
- 堤外地(テイガイチ)
- 和泉町(イズミチョウ)
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- 堤防(テイボウ)
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- 箕輪(ミノワ)
- 福釜(フカマ)
- 榎前(エノキマエ)
- 東端(ヒガシバタ)
- 西端(ニシバタ)
- 高棚(タカタナ)
- 今村(イマムラ)
- 篠目(ササメ)
- 西尾(ニシオ)
- 朝鮮川(チョウセンガワ)
- 堤防(テイボウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000377130