レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年09月15日
- 登録日時
- 2026/01/21 10:35
- 更新日時
- 2026/01/29 14:39
- 管理番号
- 1048
- 質問
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解決
明治期に存在した京都博物会に関する資料や新聞記事等を教えてほしい
- 回答
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当館所蔵資料でまとまった資料は確認できませんでしたが、以下の資料に記載を確認しました。
<資料1>『京都大事典』(佐和 隆研/[ほか]編集 淡交社 1984 当館資料コード:1101689899)※館内利用 国立国会図書館デジタルコレクションの送信サービスで閲覧可能( https://dl.ndl.go.jp/pid/12196040/1/478 )。
「山本渓愚」の項目(p.941-942)に「文政一〇~明治三六(一八二七~一九〇三)江戸末・明治期の儒医・本草家。山本亡洋の子。(中略)明治維新後の本草家の再興をはかり、明治一八年聚芳社を結成、これを京都本草会・京都博物会と改組して、毎年物産会を開いた。」と事前にお調べいただいたものと同じ情報の記載が確認できます。
<資料2>『京都の医学史』(京都府医師会医学史編纂室/編集 京都府医師会 1980 当館資料コード:1100377223)※館内利用
事項索引に「聚芳社」、「京都本草会」があります。
国立国会図書館デジタルコレクション( https://dl.ndl.go.jp/ )にてキーワードに「聚芳社」と入力して検索しますと以下のような資料が確認できます。
『渓愚山本章夫先生小伝』(真下正太郎 編 山本読書室 1922)※インターネット公開資料
p.10(13コマ)に「博物学を世に普及せんが為に、毎月十日自邸に於て本草会を開き、聚芳社と名づけ門人を以て之を組織し、十数年を継続し、開会毎に衆庶の観覧に供せり、後これを博物会と改称し、汎く会員を募りて之を組織し、(後略)」と記載があります( https://dl.ndl.go.jp/pid/963806/1/13 )。
同じく「京都本草会」と入力して検索しますと以下のような資料が確認できます。
『中外医事新報 (320)』(日本医史学会 1893)※インターネット公開資料
p.56-57(32コマ)に「京都本草会」の緒言が掲載されています( https://dl.ndl.go.jp/pid/1739882/1/32 )。
『日本考古学・人類学史 上巻』(清野謙次/著 岩波書店 1954)※送信サービスで閲覧可能
p.407(216コマ)に「「聚芳社」と云ふ名で明治十九年一月を第一回として毎月陳列会を開く事としたが、明治二十一年十月迄に三十回開会した。明治二十一年以後廿七年六月迄に海紅亭陳列会と云ふ名の下で若干の物産会が開かれたらしい。明治二十七年六月に至つて京都本草会が成立した。之れは聚芳社の継続であった。そして明治三十二年七月迄に十九回の会合を行つて十四冊の目録を出して居る。」と記載があります( https://dl.ndl.go.jp/pid/2988012/1/216 )。
同じく「京都博物会」と入力して検索しますと以下のような資料が確認できます。
『博物学雑誌 1(7)』(動物標本社 1898)※送信サービスで閲覧可能
p.40(23コマ)に「京都博物會」について簡単な概要があります( https://dl.ndl.go.jp/pid/1483452/1/23 )。
新聞記事は次の当館契約データベースで「聚芳社」、「京都本草会」、「京都博物会」をキーワードに検索しました。
朝日新聞クロスサーチ、毎索(毎日新聞)ではお求めの内容に関する新聞記事は確認できませんでしたが、ヨミダス歴史館(読売新聞)では以下の記事が確認できます。
明治31(1898)年12月7日朝刊4頁
「本草会改称京都博物会の例会は去る四日午前九時より上京区柳池尋常小学校舊小学校に開きたるが(後略)」と記載があります。
なお文字がかすれて非常に読みにくい状態です。
この情報をもとに当館所蔵の京都日出新聞マイクロフィルムで該当日前後を確認しましたところ、以下の記事を確認しました。
明治31(1898)年12月5日1頁
「博物会 昨日柳池小学校に開きたる同会は出品点数凡そ三百、内草木は三十餘鉢あり(後略)」と記載があります。
京都新聞は通覧調査となるため、以下の資料も確認しましたが、お求めの内容に関する記載は確認できませんでした。
『京都の歴史8 古都の近代』(京都市/編 学芸書林 1975 当館資料コード:1100286309)
『京都府百年の年表10 総索引』(京都府立総合資料館/編集 京都府 1972 当館資料コード:1107495507)
京都府立京都学・歴彩館デジタルアーカイブ(公開)( https://www.archives.kyoto.jp/websearchpe/ )でフリーワードに「京都本草会」と入力して検索しますと以下のようなデータが確認できます。
文書名「本草会会則」明治25年8月( https://www.archives.kyoto.jp/websearchpe/detail?cls=112_komonjo_catalog&pkey=0000140564 )
同じく「京都博物会」と入力して検索しますと以下のようなデータが確認できます。
文書名「京都博物会会則」明治31年6月( https://www.archives.kyoto.jp/websearchpe/detail?cls=112_komonjo_catalog&pkey=0000153046 )
「聚芳社」ではデータのヒットがありませんでした。
インターネット情報は令和6年9月15日確認
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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京都博物会は山本読書室の山本章夫らによって設立された博物学同好会(同時に展覧会の名でもある)。
<資料3>『読書室200年史』によれば、同会は聚芳社という名前で明治18年に設立し、その後京都本草会と改称したのち、京都博物会という名称に落ち着くよう。
- NDC
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- 学術.研究機関 (061 10版)
- 団体 (406 10版)
- 薬学 (499 10版)
- 参考資料
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<資料1>佐和隆研 ほか編集. 京都大事典. 淡交社, 1984.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001713924 , ISBN 4-473-00885-1 -
<資料2>京都府医師会編. 京都の医学史. 京都府医師会, 1980.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000136-I1971430859821898929 -
<資料3>遠藤正治 編. 読書室200年史 : 1786天明6年~1980昭和55年. 山本読書室, 1981.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001499131
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<資料1>佐和隆研 ほか編集. 京都大事典. 淡交社, 1984.
- キーワード
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- 聚芳社
- 京都本草会
- 京都博物会
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000379600