レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年10月29日
- 登録日時
- 2025/03/09 13:23
- 更新日時
- 2025/03/09 13:23
- 管理番号
- 0000003107
- 質問
-
解決
鹿田文平の翻訳した『海軍要略』の原書(オランダ語)を探しています。
藤田東一郎著『鹿田正明の「海軍要略」とその原書(一)』p211によると、この原書は「現在、福井の有終男子校の所蔵にかかる。」とされており、そのタイトルは Proefnemingen, gedaan door de Fransche Marine omtrent de Bombe-Kanon となっています。
- 回答
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お尋ねの原書は、現在は福井県立大野高等学校が所蔵しています。
『大野藩等旧蔵図書目録』,福井県立大野高等学校,1980.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12403462
128コマ(蘭書目録p5 2145番)に原書の記載があります。和名タイトルは「仏海軍大砲論」。100p 22cm
大野市教育委員会 [編]『奥越文化』第五輯,大野市文化財保護委員会,1964. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9537144 【送信サービス資料】
12-13コマで訳書「百氏巨砲説略」についての説明があり、53コマで原書が大野高等学校に所蔵されているとあります。
洋書が大野高校が保管するまでのいきさつについては
日本科学史学会 編『科学史研究』(22),日本科学史学会,第一書房,1952-05. 国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/pid/2380270/1/22 【送信サービス資料】
「大野高等学校蔵書目録」のまえがきに「この当時購入したであろう原書が(中略)どのような過程を経てきたかという詳しいことはまったく判然とせず」とあります。
また
大槻如電 原著 ほか『日本洋学編年史』,錦正社,1965. 国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/pid/2422151/1/543 【送信サービス資料】
に『海軍要略』についての記述があり、「本書の原書は、(中略)和蘭にて抄訳したるを、鹿田正明が更に重訳したるものなり。本写本は、もと佐久間象山の遺書と言ふ。〇正明は通称文平、加賀藩士鹿田正復の子なり。(中略)金沢に帰り、医を業とす。本書は其の頃の翻訳と覚ゆ」とありました。
ただ、大野藩洋学館の人名録には「鹿田」の名は確認できませんでした。
大野市史編さん委員会 編『大野市史』第5巻 (藩政史料編 2),大野市,1984.3. 国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/pid/9539307/1/139 【送信サービス資料】
安政2~5年の大野藩洋学館入学者名簿
大野市教育委員会 [編]『奥越文化』第五輯,大野市文化財保護委員会,1964. 国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/pid/9537144/1/28 【送信サービス資料】
「各藩より大野洋楽館へ入学人名録」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 蔵書目録.総合目録 (029 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査 所蔵機関調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000364002