レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年06月09日
- 登録日時
- 2016/07/20 10:31
- 更新日時
- 2016/07/20 10:31
- 管理番号
- いわき総合-一般286
- 質問
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解決
淳祐の道場観について書かれている本はないか。
- 回答
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データベース「JapanKnowledge Lib」で「淳祐」を検索すると、次のとおり。
淳祐(じゅんにゅう)890-953
平安時代中期の僧。寛平2年生まれ。菅原道真の孫。菅原淳茂の子。真言宗。醍醐寺の観賢から灌頂をうける。醍醐寺座主(ざす)に推されたが、病弱のため辞退。石山寺普賢院に隠棲し、修行と著作に専念した。天暦7年7月2日死去。64歳。通称は石山内供、普賢院内供。著作に「石山七集」「金剛界次第法」など。
"じゅんにゅう【淳祐】", 日本人名大辞典, JapanKnowledge, http://japanknowledge.com, (参照 2016-07-17)
まず、淳祐の著作で「道場観」という言葉が含まれるものを『国書総目録 補訂版 著者別索引』(岩波書店 1991)で調査すると、次の2点。
「要尊道場観(ようそんどうじょうかん)」第7巻P886の4段目
「略道場観集(りゃくどうじょうかんしゅう)」第8巻P48の4段目
そのうち「要尊道場観」は活字化されており、『大正新修大蔵経』の78巻(国立国会図書館デジタル化資料送信サービス対象資料)に納められていることがわかります。
また、ネット検索でGoogleブックスで「淳祐 道場観」を検索すると、『不動信仰辞典』(宮坂宥勝 戎光祥出版 2006)のP228がヒットしたため、所蔵確認をして提供しました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 一般書誌.全国書誌 (025 9版)
- 各宗 (188 9版)
- 伝記 (280 9版)
- 参考資料
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- 【資料①】データベース「JapanKnowledge Lib」[最終アクセス2016.7.17]
- 【資料②】『国書総目録 著者別索引』[R/025.1/コ-9・1111566160]
- 【資料③】『不動信仰辞典』[186.8/フ・1112048093]
- キーワード
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- 淳祐 じゅんにゅう
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000194900