レファレンス事例詳細

1　依頼者指定資料は当館では所蔵していないため、国立国会図書館サーチで検索したところ、国立国会図書館と東京都立図書館が所蔵していることを確認。

2　国立国会図書館の書誌を見るが、国立国会図書館サーチおよびNDLオンライン上の書誌には出版者読みは公開していない。

3　同書は国立国会図書館のデジタルコレクションで図書館送信参加館公開されているため、書誌を見ると「コウユウ コウガクシャ シュッパンブ」とある。奥付を閲覧確認するがフリガナはない。

4　東京都立中央図書館の書誌情報でも、「コウユウ コウガクシャ シュッパンブ」となっている。

3. 当館所蔵の各種『出版年鑑』昭和20年前後発行資料を確認するが、『日本出版年鑑』に行有恒学舎出版部の記載はあるが読みは確認でない。出版社はアイウエオ順に掲載されている。『日本出版年鑑』協同出版社 1943 【023/21/1】p.1156の「行有恒学舎出版部」は、直前に「光融館」、直後に「交友社（株式）」とある。コウユウカン　から　コウユウシの間ということになる。

<調査資料>
『著者と出版社』山崎安雄著 学風書院 1954 【023/4/1】
『著者と出版社 第2』山崎安雄著 学風書院 1955 【023/4/2】
『出版年鑑 昭和16年版』東京堂年鑑編集部編 東京堂 1941 【023/18/12】
『日本の出版社 1964』出版ニュース社編集部編 出版ニュース社 1963 【023/28】
『（最新）出版社執筆者一覧 昭和21年度版』日本読書新聞編 日本出版協会 1946 【281.03/27/1】
『（最新）出版社執筆者一覧 昭和23年度版』日本読書新聞編 日本出版協会 1947 【281.03/27/3】