(1)日本史全般について本で調べる
『国史大辞典』 全15巻(17冊) 吉川弘文館 【参考図書コーナー】
日本歴史の全領域をおさめ、5万4,000余の項目数があります。考古・民俗・宗教・美術・国語学・国文学・地理など、隣接分野からも項目を網羅。一般用語から専門用語までを解説し、本文理解を助ける挿入写真や図版・図表等があります。索引は、延べ50万語を史料・地名・人名・事項に分類し、各冊には難読語検索のための頭字索引を付しています。
『日本史大事典』 全7巻 平凡社 【事務所】
総計2万5,000項目を解説。固有名詞や資料用語、学術用語にふりがなが付いてあり、関連項目や参考文献の指示があります。
『日本史資料総覧』 東京書籍 【参考図書コーナー】
歴史を知るための資料集。政治、産業・経済、社会・風俗、人物・文化の各分野を75項目にわたって内容を分類している。
(2)年表を本で調べる
『日本史総合年表』 吉川弘文館 【参考図書コーナー】
歴史の流れを総括する年表。旧石器時代から令和改元までの政治・経済・社会・文化および世界の重要事項を収めた『国史大辞典』と連動する年表です。
『日本史分類年表』 東京書籍 【参考図書コーナー】
日本の歴史上の主要テーマを項目別に分類し、年表の形にまとめて一冊にしたもの。政治関係、産業・経済、社会・風俗、文化・人物の各分類の45項目の年表があります。
『日本史年表・地図』 吉川弘文館 【参考図書コーナー】
政治・文化・外交といった日本国内の各事象と世界史の主な事象をまとめた、原始時代から2023年までの時代の流れを把握できる年表。地図と図版などの資料も収録されています。
(3)人名について本で調べる
『朝日日本歴史人物事典』 朝日新聞社 【参考図書コーナー】
神話時代から明治・大正までの11,300人を収載。英雄、貴種、偉人、名人、女性、日本に関わった外国人などを掲載しています。
『日本人名大事典』 全6巻(ほか「現代」あり) 平凡社 【参考図書コーナー】
日本の歴史的人物およそ5万人を収載。
『日本古代人名辞典』 全7巻 吉川弘文館 【参考図書コーナー】
古代史研究の史料100種以上の文献にあらわれた人物を網羅。収載人物はおよそ22,000人。
『姓氏家系大辭典』 全3巻 角川書店【参考図書コーナー】
全国の姓氏を歴史的仮名遣いの五十音順に収録、起源・分布・本支の関係などを解説しています。
『歴史人名よみかた辞典』 日外アソシエーツ 【参考図書コーナー】
古代から幕末期までの歴史上の人物について、その姓氏・名前の読み方を調べられる辞典。4万人を収録し、生没年・身分・職業等も記載している。
(4)その他資料から調べる
『藩史大事典』 全8巻 雄山閣 【事務所】
豊臣政権末期から廃藩置県までの274年間に存在した藩(大名)について、廃絶大名も含めて網羅。藩名、藩主、略年表、職制など、藩士研究に必要なあらゆる項目を記載しています。
『地方史事典』 弘文堂 【参考図書コーナー】
全国各地での地方紙研究の成果を集約。事件、人物、産物、遺産など、全時代の全地域の事柄を収録しています。
『日本年号史大事典』 雄山閣 【参考図書コーナー】
大化から平成の日本公年号247について、改元年月日、使用期限、改元理由、読み方、主な出来事などを記載しています。
『日本歴史地名大系』 全50巻(51冊)平凡社 【参考図書コーナー】、【事務所】
各都道府県別に歴史地名(自然地名、人文地名のほか考古遺跡・城館跡・寺院・神社等を含む)を50音順に配列しています。
※【参考図書コーナー】及び【事務所】の資料は館内閲覧のみ可能です。
(5)インターネットで調べる
「国立国会図書館デジタルコレクション」
国立国会図書館で収集・保存しているデジタル資料を検索・閲覧できます。 このうち、著作権保護期間が満了した資料、著作権者の許諾を得た資料等については、インターネットで本文の画像を公開しています。
https://dl.ndl.go.jp/「次世代デジタルライブラリー」(国立国会図書館)
著作権の保護期間が満了した図書及び古典籍資料全部(約35万点)が検索可能。全文テキストから資料を検索できます。
https://lab.ndl.go.jp/dl/「東京大学史料編纂所」
『大日本史料』や古文書フルテキストなどの各種データベースを利用できます。
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/(インターネット最終確認:2024/12/27)