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レファレンス協同データベース

レファレンス事例詳細

事例作成日
登録日時
2019/06/28 15:39
更新日時
2025/02/17 11:54
提供館
東京都江戸東京博物館 図書室 (4110007)
管理番号
edo2019-05
質問
正座が日本で始まったのはいつか。
回答
諸説あり明確にはわかりません。詳しくは回答プロセスと参考資料をご参照ください。
回答プロセス
『日本人の坐り方に就て』(【資料1】)によれば、諸説あるが明確にはわからない。数々の史料から古くから形があった事は推察できるが、絵巻物等をみる限り人物のほとんどがあぐらをかいているので一般的ではなかったといえる。今日のように一般的に正座をするのは元禄、享保ごろからであろう。
『正座と日本人 The new fifties』 (【資料2】)によると、古い書物に「正座」と書いてあっても、それは当時の正しい座り方を示しているだけであって、胡座や片膝立ちである可能性もある。 貝原益軒『養生訓』の中の「正座」は「胡坐」を意味し、明治時代まで「正座」という言葉自体がほとんど使われていないという。今日的な意味での「正座」は、熊倉功夫氏は明治15年(1882)の『小学女子容儀詳説』が初出ではないかと推察している。ただし、これも意見の分かれるところで、昭和16年(1941)の『国民礼法要項』において、言葉としての「正座」は確立したとも考えられる。
『時代劇と風俗考証 やさしい有職故実入門』(【資料3】)によれば「元和と寛永の境あたり」、『考証要集 秘伝!NHK時代考証資料』(【資料4】)によれば正座そのものは古くからあり、絵巻物にも描かれている。しかし、いつから正式な作法となったかは諸説あるとする。
事前調査事項
NDC
  • 風俗習慣.民俗学.民族学 (380 10版)
参考資料
  • 【資料1】『日本人の坐り方に就て』入澤達吉/述 克誠堂書店 1921年 請求記号:1861/4/21 p.24
  • 【資料2】『正座と日本人 The new fifties』 丁宗鐵/著 講談社 2009年 請求記号:3821/327/0009 p.20~26
  • 【資料3】『時代劇と風俗考証 やさしい有職故実入門 歴史文化ライブラリー 194』二木謙一/著 吉川弘文館 2005年 請求記号:2100/755/005 p.85
  • 【資料4】『考証要集 秘伝!NHK時代考証資料』文春文庫 大森洋平/著 文藝春秋 2013年 請求記号:2101/B297/013 p.173
キーワード
  • 風俗習慣
照会先
寄与者
備考
調査種別
内容種別
質問者区分
登録番号
1000257927
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000257927 コピーしました。
アクセス数 2110
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