レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2018/12/05 09:22
- 更新日時
- 2018/12/05 09:22
- 管理番号
- 00051
- 質問
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解決
「模造紙」という紙がありますが、なぜ「模造紙」というのですか?
- 回答
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模造紙とは、化学パルプを原料とし、機械ですいてつくった上質な紙のことです。
児童書の『紙の大研究1 紙の歴史』、百科事典『ポプラディア』によると、明治の初め、日本は、みつまたを原料として大蔵省印刷局で製造した紙を「局紙」と名付けてヨーロッパに輸出していました。しかし、高価だったため、ヨーロッパでは亜硫酸パルプを原料とした模造品がつくられました。その紙が、1897(明治30)年頃から日本に輸入されるようになり、今度は日本の製紙会社がこれを手本とした紙をつくり、「模造紙」と名付けて販売するようになりました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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総合百科事典ポプラディア 10 新訂版. ポプラ社, 2011.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000477259-00 , ISBN 9784591118757 -
丸尾敏雄 監修 , 樋口清美 構成・文 , 丸尾, 敏雄, 1936- , 樋口, 清美, 1954-. 紙の歴史. 岩崎書店, 2004. (「紙」の大研究 ; 1)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007330505-00 , ISBN 4265042414
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総合百科事典ポプラディア 10 新訂版. ポプラ社, 2011.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000247198