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レファレンス協同データベース

レファレンス事例詳細

事例作成日
2015年10月30日
登録日時
2015/10/30 14:02
更新日時
2025/03/19 16:48
提供館
京都市図書館 (2210023)
管理番号
右中-郷土-83
質問

解決

京都市伏見区の世界遺産、醍醐寺にある藤戸石(ふじといし・ふじどいし・ふぢといし)について知りたい。
回答
藤戸石は、岡山県藤戸の渡で産出されたと伝えられ、室町時代から名石として珍重されています。
謡曲「藤戸」(原典『平家物語』)にちなみ「勝利石」として細川氏が京都へ運び、その後細川邸にあった藤戸石を織田信長が二条御所(旧二条城)に移しました。
石を運ぶ時には、信長が権力を示すために自ら指揮をとり、石を綾錦の布でつつみ、その上に花をかざり、音楽を奏で、大綱で引いたといわれています。
そして信長の死後、豊臣秀吉が聚楽第へ、さらに慶長3年(1598)に醍醐寺三宝院へと石を移しました。
秀吉は庭園の完成を待たずに死去し、工事は一時中断していましたが,醍醐寺住職の義演准后(ぎえんじゅごう)が秀吉の遺志を継ぎ完成させました。

現在、醍醐寺三宝院の庭園は桃山時代の代表的な庭園として国の特別史跡・特別名勝に指定されています。
桃山時代の庭の特色は景観の中心に守護石となる石を配置するものでした。
藤戸石も守護石ではありますが、『義演准后日記』では藤戸石を「主人石」と呼んでいます。
回答プロセス
●藤戸石【資料1・3~5・8】
 【資料1】p43~49“名石・藤戸石の軌跡~歴史の証言として”
 【資料5】p258 解説、カラー写真あり
 【資料8】p188 ここでは“細川藤賢の庭から東山殿伝来の名石藤戸石”とされている。p188~189“本法寺三巴の庭”“醍醐三宝院の庭”

●醍醐寺三宝院および庭園【資料2・4~9】
 【資料5】p179~180 解説、カラー写真、全体図あり
 【資料6】解説、カラー写真、絵図、概略図あり
 【資料7】p624~625 解説、沿革、白黒写真あり   

●桃山時代の歴史【資料2・7】
 【資料7】p53~54 “『言継卿記』永禄12年3月3日条”に基づく二条城の築城の様子あり。
  p611~612 “『義演准后日記』”に基づく、秀吉の三宝院復興について。

●謡曲【資料1・4・10】
 【資料4】p115~p116“三宝院”
 【資料10】石ではなく、岩として解説されている。
事前調査事項
NDC
  • 造園 (629 9版)
  • 日本史 (210 9版)
  • 風俗史.民俗誌.民族誌 (382 9版)
参考資料
  • 【資料1】『地名探究 第11号』(京都地名研究会 2013)p43~49“名石・藤戸石の軌跡~歴史の証言として”
  • 【資料2】『信長・秀吉、京の城と社寺 』(山嵜 泰正/著 ふたば書房 2011)p234~238“京都山科・醍醐三宝院の桜と義演”
  • 【資料3】『京都民俗志 改訂』(井上 頼寿/著 平凡社 2003)p126“藤戸石”
  • 【資料4】『京都府宇治郡誌』(京都府宇治郡役所/編纂 臨川書店 1984)p115~116“三宝院(同所)”
  • 【資料5】『岩波日本庭園辞典』(小野 健吉/著 岩波書店 2004)p179~180“醍醐寺三宝院庭園”、p258“653 藤戸石”
  • 【資料6】『ヴィジュアル日本庭園鑑賞事典 改訂増補版』(大橋 治三/編,斎藤 忠一/編 東京堂出版 2000)p122~123“51 三宝院庭園”
  • 【資料7】『京都の歴史 4 桃山の開花』(京都市/[編] 学芸書林 1975)p53~54“二条城の築城”、p611~612“醍醐寺の復興”、p624~625“醍醐三宝院の庭”
  • 【資料8】『京都の美術史』(赤井 達郎/著 思文閣出版 1989)p189~190“醍醐三宝院の庭”
  • 【資料9】『醍醐寺』(佐和 隆研/著 東洋文化社 1976)p63~64“三宝院庭園と泉殿”
  • 【資料10】『謡曲ゆかりの古蹟大成 5』(木本 誠二/著 中山書店 1983)p79~80“四、藤戸(曲目二○七)”
キーワード
  • 藤戸石・藤戸岩
  • 庭園美術
  • 醍醐寺三宝院
  • 織田信長
  • 豊臣秀吉
  • 桃山時代
照会先
寄与者
備考
調査種別
事実調査
内容種別
郷土
質問者区分
社会人
登録番号
1000183073
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000183073 コピーしました。
アクセス数 17610
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