レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年01月29日
- 登録日時
- 2015/01/29 11:42
- 更新日時
- 2018/02/16 13:22
- 管理番号
- NIER2014052
- 質問
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ラーニングピラミッドの元のデータ(論文)を探している。特に平均学習定着率の根拠となった論文は何か。
- 回答
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(1)Edgar Dale の "Dale's Cone of Experience” が元になっている
→(出典)Edgar Dale"Audio-Visual methods in teaching" 1946
(2)web上にある"Learning Pyramid"にはパーセンテージがあり、出典は"National Training Laboratories"となっている
→パーセンテージが表記された根拠となる論文は見つけられなかった
【参考】(2018/02/16追加)
ラーニングピラミッドの根拠に関する論文の紹介
国立国会図書館カレントアウェアネス「「学習のピラミッド」モデルというゾンビ(記事紹介)」
http://current.ndl.go.jp/node/25242
- 回答プロセス
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(参考)
ラーニングピラミッドの平均学習定着率
講義(5%)→読書(10%)→視聴覚(20%)→デモンストレーション(30%)→グループ討議(50%)→自ら体験する(75%)→他の人に教える(90%)
(1)Googleでラーニングピラミッド(Learning Pyramid)を調査
様々なサイトで引用されている。
出典は、以下の二つのどちらかになっている。
・Edgar Dale"Audio-Visual method in teaching" 1946
→当館所蔵あり("Cone of Experience"が載っていた)
・National Training Laboratories(出版年などはなし)
(2)National Training Laboratories と Learning Pyramidを調査
学習定着率の根拠がない、という記事がいくつかあるが、逆にきちんと出典が
明記されている記事・論文を見つけることができなかった。
参考となる論文としては、以下を紹介。(当館契約データベースで調査)
A REBUTTAL OF NTL INSTITUTE'S LEARNING PYRAMID.
By: LETRUD, KÅRE. Education. Fall2012, Vol. 133 Issue 1, p117-124. 8p.
↑上記論文では、定着率のパーセンテージの出典は、
"NTL Insdtute, Personal Communicadon,October 14. 2009"となっている
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育課程.学習指導.教科別教育 (375)
- 参考資料
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Audio-visual methods in teaching
by Edgar Dale. -- The Dryden Press, 1946
【当館請求記号】371.31||D -
A REBUTTAL OF NTL INSTITUTE'S LEARNING PYRAMID.
By: LETRUD, KÅRE. Education. Fall2012, Vol. 133 Issue 1, p117-124. 8p.
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Audio-visual methods in teaching
- キーワード
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- アクティブラーニング
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000166891