レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年09月20日
- 登録日時
- 2012/12/09 16:46
- 更新日時
- 2013/01/10 19:00
- 管理番号
- 名古屋市鶴-2012-014
- 質問
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解決
名古屋市瑞穂区にある真好天神社の由来を知りたい。
- 回答
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(1)『愛知県神社名鑑』p.43には、“昭和五十八年十二月二十七日に眞好社を眞好天神社に改称し祭神を菅原道真と明らかにした。”とあります。
(2)『瑞穂区の歴史』p.184には、“天保年間(一八三〇~四四)にはおどり山に祭っていたが、明治二年に現在地に遷宮した”とあります。
(3)『美豆保』第二号所収の「眞好天神社・村上神社の創祀について」(佐藤直行/著)に、由来についての記述があります。明治2年、おどり山の頂上に祀られていた御霊石を御神体として創祀し、昭和11年に祭神が菅原道真と明示されるようになったとしています。境内の由緒には、古老の伝によれば霊夢におどり山に遷し祀るようにというお告げがあったと、書いてあるそうです。また、おどり山の御霊石が度々西に傾くので、現在の神社の森に遷座したところおさまったという言い伝えがあるそうです。
- 回答プロセス
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(1)『愛知県神社名鑑』p.43に「眞好天神社」が載っていますが、“創建由緒について明らかでない”としています。
(2)『瑞穂区の歴史』p.184に「真好社」として載っていますが、詳しい由来については記述がありません。
(3)瑞穂区の郷土史について書かれた『美豆保』を調べると、第二号に「眞好天神社・村上神社の創祀について」(佐藤直行/著)が見つかりました。同書に参考資料として記載されている「眞好天神社記録」(野々山正彦氏)、「後藤鑑一氏記録」(村上神社)、「村上神社の沿革」(川崎功氏)については確認できませんでした。
- 事前調査事項
- NDC
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- 神社.神職 (175 9版)
- 参考資料
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- 『愛知県神社名鑑』 愛知県神社庁/編集 愛知県神社庁 1992年 p.43
- 『瑞穂区の歴史(名古屋区史シリーズ 7)』 山田寂雀/著 愛知県郷土資料刊行会 1985年 p.184
- 『美豆保 第2号』 瑞穂区郷土史跡研究会 1986年 p.14-18 (「眞好天神社・村上神社の創祀について」)
- キーワード
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- 神社・寺院-名古屋市
- 由来
- 真好天神社
- 眞好天神社
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000115404