本文へスキップします。
レファレンス協同データベース
    • 検索条件が入力されていません。
    • 検索キーワードは7単語以内で入力してください。
  • ヘルプ
  • ログイン
  • 検索条件が入力されていません。
  • 検索キーワードは7単語以内で入力してください。
  • 事業について

    • レファ協とは?
    • おすすめ!レファ協データ
    • 事業概要
    • 事業報告・統計
    • 事業フォーラム
    • 企画協力員について
    • サポーターについて
  • 関係者の方へ

    • 事業への参加
    • データの作成・公開
    • システムの使い方
    • レファ協活用術
    • 事業担当者研修会
    • 御礼状・企画協力員賞
  • 参考情報

    • コラム集
    • レファレンス関連情報
    • 刊行物・グッズ
  • レファ協トップページ
  • What's CRD(English)
  • 参加館一覧
  • サイトポリシー
  • お問い合わせ
  • @crd_tweet
現在位置
  • トップページ
  • レファレンス事例詳細
レファレンス協同データベース

レファレンス事例詳細

事例作成日
2011年06月22日
登録日時
2011/07/19 11:10
更新日時
2011/09/27 19:16
提供館
埼玉県立久喜図書館 (2110009)
管理番号
埼熊-2011-064
質問

解決

1 戦国時代に鐘を用いた戦いの有無を知りたい。
2 鐘撞台を有する城が、あったのか。その目的は何か知りたい。
回答
1 以下の資料の記述から、戦の際に合図を送る用途で鐘が使用されたらしいことがわかった。
また、戦国期においても寺社などから鐘を徴発して使用していたという記述あり。

『クロニック戦国全史』(池上裕子〔ほか〕編集 講談社 1995)
戦国期の戦闘に関する記述の中に、鐘の使われ方に関する記載あり。
p270〈戦闘の作法〉の中に、命令伝達の方法として「あらかじめ決められた、鐘・太鼓・法螺貝などの音や、旗などによって命令を伝えた。」とある。
p275「音による伝達手段の道具としてよく使われたのは、法螺貝と鐘と太鼓であった。この三つは、城と城との連絡のときや、城外にいる家臣たちに城から連絡するときなどに使われた。また、実際の合戦の場において号令のかわりにも使われていた。」

『城郭 日本史小百科 24』(西ケ谷恭弘著 近藤出版社 1988)
p72 支城の機能として「伝えの城」があげられ、連絡の方法として「鐘を打ったり」という記載がある。
また、「情報伝達を目的とし、見晴しが良い山上や舌状丘陵先端部に築城する」ことから「鐘突山などの地名がこれにあたる」と解説あり。さらに「寺院、神社などの太鼓・鐘を利用する例も非常に多い」という記載あり。
p82「18 武器・戦法と築城様式の変化」に、「戦国大名領内の城郭は(中略)③戦国大名領内の支城と呼ばれる直轄の城郭、または、情報伝達のための狼煙、鐘打台等の築城、に大別できる。③は点の築城であり、線で結ばれる位置にある。」とあり。
p86 上総国酒井氏家中では名字のある百姓に触出があり、「一番鐘ヲ突時ハ兵糧ヲ遣ヒ」という記述あり。
p105 本願寺の城郭化に関し「物見櫓や鐘楼櫓を従来の臨戦的なものとは違い(中略)塁上にあげるなど」といった記載より、「臨戦的」鐘楼櫓の存在が示唆されている。
p116-117「味方への情報、合図の伝達は幾重にも周到なルートを設定する必要があった。(中略)夜間や雨天、霧の中では専ら陣鐘が利用された。」とある。また、「戦国大名の領国内に陣鐘を機能的に配置することとなると相当量の鐘が必要になる」ことから、寺社から鐘を徴収したことも記されている。

『日本の梵鐘』(坪井良平著 角川書店 1978)
p28 「戦国時代の鐘の徴発と追刻銘」の項に「戦国のころになると、戦場の合図のために寺院の梵鐘は無理に召し上げられ、あるいは強奪されて使用された。」とあり。小田原陣の際の徴発にもふれている。
p305-434付表「慶長以前現存紀年銘鐘年表」及び「慶長以前佚亡無紀年銘鐘一覧表」備考欄記述より、城の陣鐘と思われるもの数点あり。質問(2)の〈鐘撞台〉の有無については不明だが、鐘自体は様々な城にあったことがわかる。
No.1118 忍城  No.1230 姫路城  No.1317 若松城  
No.1336 浜松城  No.1364 白石城 No.3007 姫路城
参考までに、p29「城鐘と江戸時代時鐘」に「戦国時代が終って各地に諸侯の築城が始まると、城鐘として最初から純然たる非宗教的用途の鐘を作ることになる。」とあり、戦国時代には宗教的用途の鐘を転用していたことがわかる。松坂城鐘、小倉城鐘、大阪城鐘についての記述あり。

『国史大辞典 7』(吉川弘文館 1986)
p784〈じんがね【陣鐘】〉の項
「陣中で兵士の進退駆引の行動を音響操作の合図で連絡する楽器。陣鉦とも書く」とあり、鳴らし方等についても記述がある。引用文献に『賀越闘諍記』『籾井日記』(*戦国時代)あり。ともに戦闘に関し鐘を使用している記述あり。

『梵鐘』(坪井良平著 學生社 1976)
p38〈鐘と戦争〉で「戦争の合図に鐘を打ち鳴らしたのであるが、寺々の鐘を鐘楼で撞くのはまだいい方で、多くの場合には鐘を鐘楼からはずして、戦場に担ぎ出したものである。それでいざ戦争となれば寺社の鐘はみな徴発の憂き目をみた。」とあるが、この表記は『太平記』(*南北朝)等を参照しており、戦国期にそうであったかは不明。

2 〈鐘撞台〉という名称ではないものの、類似の名称が見られた以下の資料を紹介した。目的については、1と同様であると思われる。

『日本城郭大系 6 千葉・神奈川』(平井聖〔ほか〕編集 新人物往来社 1980)
p394「鷹取山烽火台」の項
「頂上に鐘撞堂跡と唱ふる所あり。(中略)小山田左兵衛尉信茂命を承りて不慮の警備に洪鐘を是山の頂に懸けて合図をなせし所なりと云ふ。」とあり。出典は『新編相模国風土記稿』
p399「鉢岡山烽火台」の項
「地元ではこの峰を「鐘撞堂跡」「鐘撞山」あるいは「鐘撞丸」と呼称し、『津久井郡勢誌』はこれを烽火台としている」とあり。
p399「伏馬田城山烽火台」の項
「『津久井郡勢誌』には、城山に「鐘撞丸」の呼称があったと記しているが、地元の伝承では確認できなかった」とあり。「遺構の規模や眺望のすぐれている点から、烽火台や警備の拠点として利用されたものと考えられる」とあり。

『日本城郭大系 4 茨城・栃木・群馬』(平井聖〔ほか〕編集 新人物往来社 1979)
p122「小田城」の項
p125 下段7行目 「東北角に鐘楼台が設けられていた。」

『日本城郭大系 8 長野・山梨』(平井聖〔ほか〕編集 新人物往来社 1980)
p444「牧野砦」の項
別称に「御番城・鐘撞堂」とあり。
回答プロセス
インターネット検索
《Google》等の検索エンジンを〈鐘撞台〉〈鐘撞堂〉等で検索すると、会津若松城や高知城にも鐘撞堂、小田原城に御鐘ノ台、松坂城に鐘の櫓、花巻城に鐘つき堂沼田城に鐘楼のあることがわかる。ただし、時代等は不詳。

その他調査済み資料
『北武八志』(清水雪翁著 歴史図書社 1979)
p233〈普門寺〉の記述に「…当寺の物にして戦国の比忍城へ持ち行き陣鐘に用ひしならんと云う」とあり。
『泰平年表』(竹内秀雄校訂 続群書類従完成会 1979)
p43 寛永元年二月六日「伏見城を引移さる。(中略)又伏見の陣鐘とて御太鼓櫓の側に有と云う」伏見城にも陣鐘があったことがわかる。
『日本の城郭-築城者の野望 ヴィジュアル新発見』(西野博道著 柏書房 2009)
p78-83「小田原城」に「国道1号沿いの大手門石垣と鐘楼」の写真あり。
p190-195「広島城」に「多門櫓と太鼓櫓」の写真あり。陣鐘櫓ではない。
『城郭の見方・調べ方ハンドブック』(西ケ谷恭弘編著 阿部和彦著 東京堂出版 2008) 
『日本の城ハンドブック』(三省堂 1993)
『中世的武具の成立と武士』(近藤好和著 吉川弘文館 2000) 
『中世の合戦と城郭』(峰岸純夫著 高志書院 2009)
『梵鐘の研究』(坪井良平著  ビジネス教育出版社 1991)
事前調査事項
NDC
  • 日本史 (210 9版)
参考資料
  • 『クロニック戦国全史』(池上裕子〔ほか〕編集 講談社 1995)
  • 『城郭 日本史小百科 24』(西ケ谷恭弘著 近藤出版社 1988)
  • 『日本の梵鐘』(坪井良平著 角川書店 1978)
  • 『国史大辞典 7』(吉川弘文館 1986)
  • 『梵鐘』(坪井良平著 學生社 1976)
  • 『日本城郭大系 6 千葉・神奈川』(平井聖〔ほか〕編集 新人物往来社 1980)
  • 『日本城郭大系 4 茨城・栃木・群馬』(平井聖〔ほか〕編集 新人物往来社 1979)
  • 『日本城郭大系 8 長野・山梨』(平井聖〔ほか〕編集 新人物往来社 1980)
キーワード
  • 城-日本
  • 鐘-日本
  • 戦国時代
照会先
寄与者
備考
調査種別
事実調査
内容種別
質問者区分
個人
登録番号
1000088673
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000088673 コピーしました。
アクセス数 4371
拍手! 3
  • Xでポストする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで送る
  • はてなブックマークに登録する
  • メールで送る
◀トップページへ戻る
  • レファ協トップページ
  • What's CRD(English)
  • 参加館一覧
  • サイトポリシー
  • お問い合わせ
  • @crd_tweet
  • 事業について
  • レファ協とは?
  • おすすめ!レファ協データ
  • 事業概要
  • 事業報告・統計
  • 事業フォーラム
  • 企画協力員について
  • サポーターについて
  • 関係者の方へ
  • 事業への参加
  • データの作成・公開
  • システムの使い方
  • レファ協活用術
  • 事業担当者研修会
  • 御礼状・企画協力員賞
  • 参考情報
  • コラム集
  • レファレンス関連情報
  • 刊行物・グッズ
  • 国立国会図書館ホームページ
  • 国立国会図書館サーチ
  • リサーチ・ナビ
Copyright © 2024- National Diet Library. All Rights Reserved.
ページの先頭へ