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岡山後楽園の名前の由来を知りたい

『岡山後楽園史　通史編』（岡山県郷土文化財団　２００１）によると、築園当初には御菜園場とか御茶屋屋敷といい、後に御後園と呼ばれるようになり、後楽園と呼ばれるようになったのは明治4年（1871）2月の「後楽園縦観規則」によってである。 なお、「後楽」という園名は、中国の宋の時代に范仲淹が著した『岳陽楼記』（『岡山後楽園史　通史編』では氾仲淹の『丘陽楼記』と誤字）の中の「先憂後楽」（天下の人が憂えるのに先立って憂い、天下の人が楽しんだ後から楽しむ、の意）からといわれている。 また、「文化財保護委員会告示第10号」（『官報』第7837号　昭和28年2月21日）により、後楽園から岡山後楽園と名称が変更になっている。