レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年11月15日
- 登録日時
- 2009/02/11 17:24
- 更新日時
- 2009/03/05 13:20
- 管理番号
- 山形県-2007-0041
- 質問
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解決
象の歯は、どのように生え、抜け替わるか、について書いてある本を教えてください。
- 回答
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下記資料①には、象の臼歯は、わらじのように大きく、上下両あごの左右に1本づつあるが、使っているうち磨り減って、1/30位に薄くなると抜け落ちる。そのあとに後ろの歯が自然に押し出されるようになっている。上あごに6対、下あごに6対、全部で24本の歯を一生の内に使うこととなる。とあります。
②には、象の歯は、大きな臼歯が4つしかない。牙は前歯である。大きな臼歯(1個で5.5キロくらいある)が、上下左右に1枚づつあるだけである。この臼歯は、歯板という板のような歯が、ななめに何枚も重なって1つの歯となっている。アフリカ象とインド象では、食べ物の関係で、歯板の大きさやほうろう質の厚さも違うと記載されてます。
③、④、⑤は、概ね同じような内容で、象の臼歯は一時に上下一対ずつ生える。磨り減ってくると、後ろから次の臼歯が生えてきて、古い方を前に押し出し、古いのが前から欠けて抜け落ちることが知られている。結局、一生に6回生え変わることになる。とあります。
なお、他の百科事典(動物事典含む)も同様でした。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 哺乳類 (489 9版)
- 参考資料
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- 1.「象の本」 光吉 夏彌著 三十書房 昭和24年12月発行 489.7/ミツ P8-9
- 2.「象をたずねて」須川邦彦著 大日本雄弁講談社 昭和24年9月発行 489.7/スガ P25-26
- 3.「アフリカ象とインド象」 實吉達郎著 光風社 平成6年10月発行 489.7/サネ P27、96
- 4.「進化がわかる動物図鑑」柴内俊次監修 ほるぷ出版 Z481/ネイ P11
- 5.ブリタニカ国際大百科事典 031/ブリ/11 P630
- キーワード
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- 象の歯
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000051547