『どんな民話ききたい-日本の民話1500選・全ガイド-』(偕成社 1984)の主題別索引に、①「赤ままの歌」(P188)と②「久米路橋」(P189)が載っています。
①は「ブニョーゴという赤色の米はまずく、びんぼうな百姓の食糧だった。あるとき庄屋の家でアズキが紛失し、犯人がわからずにいると、たまたまある百姓の孫が「赤ままをたべた」と言ったので、アズキ盗人にされてしまう。百姓は孫の腹をさいてブニョーゴをとりだし、潔白を証明する」という話。『天へのぼった三吉 岡山県の昔話と伝説』(偕成社 1978)に所収されています。
②は「おきくの父親は、娘のためにアズキひと碗ぬすんだことが、娘のうたう歌から発覚して、久米路橋のかけかえにあたり人柱にされてしまう。それ以来おきくはものいわぬ娘になり、やがて村から姿を消した。何年かのち、村の男がなき声をたよりにキジをうったとき、おきくがふいとあらわれ、「キジもなかずばうたれまいに」とつぶやいた」という話。『長野県の民話』(偕成社 1981)に所収されています。また『あずきまんま 信州・読み聞かせ民話絵本シリーズ (1)』(郷土出版社 2005 当館所蔵せず)が出版されています。