会期:2006年05月13日(土)~06月11日(日)
このたび、江戸東京博物館では平成18年5月13日(土)~6月11日(日)まで、5階常設展示室・第2企画展示室にて、企画展「三遊亭金馬展-喜寿記念-」を開催いたします。 四代目三遊亭金馬は、昭和16年(1941)、12歳で三代目三遊亭金馬に弟子入りし、少年落語家・山 遊亭金時としてデビュー、昭和20年(1945)には二つ目に昇進し、三遊亭小金馬へと改名します。昭和30年(1955)、一龍斎貞鳳(いちりゅうさい ていほう)、江戸家猫八とともにバラエティ番組の元祖といわれる「お笑い三人組」に出演、TV草創期に大変な人気を博します。昭和33年(1958)、真 打に昇進し、昭和42年(1967)に、四代目三遊亭金馬を襲名しました。 現在、現役落語家では最長の高座歴を誇り、戦中・戦後の落語界を知る数少ない落語家であり、今年で芸歴65周年を迎えます。 本展覧会では、先代三代目金馬の遺した、戦前から戦後にかけての落語に関する新聞切り抜きや雑誌、東宝 名人会のプログラムをはじめ、四代目金馬が出演した「お笑い三人組」の台本、戦後の落語を取り巻く厳しい状況の中で四代目金馬を支えた腹話術人形の「ター 坊」など、三、四代の三遊亭金馬のコレクションを中心に、ふたりをめぐる落語界の歴史について紹介します。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/project/3141/%e4%b8%89%e9%81%8a%e4%ba%ad-%e9%87%91%e9%a6%ac%e5%b1%95/(最終アクセス日:2020年3月13日)