調べ方マニュアル詳細

(1)作者や歌集・句集名がわかっているとき
蔵書検索でさがす
当館ホームページ「大阪市立図書館の蔵書検索」( http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=266 )で作者名や歌集名・句集名を入力して検索します。
「タイトル」や「著者名」の検索項目に入力しても見つからないときは、「フリーワード」の検索項目もお試しください。お探しの資料が収録されたものが見つかることがあります。

(2)和歌か俳句かわからないとき
『日本古典文学大系索引』2冊
『日本古典文学大系』全100巻に所収の和歌・俳句・歌謡などの初句索引があります。

『日本秀歌秀句の辞典』　
万葉時代から現代までの和歌・俳句・詩を収録しており、本文五十音順、季語、作者別などの索引があります。

(3)和歌の一部分しかわからないとき
『新編国歌大観』全10巻20冊　
「万葉集」から近世までの和歌を収録しており、各巻は歌集と索引の2冊に分かれています。歌本文の各句から引けますが全巻にわたる索引はありません。

『校註国歌大系』全28巻　
記紀歌謡から明治初期諸歌集までを収録しており、第一句・第三句から引ける索引があります。

『角川現代短歌集成』全5巻
昭和29年以降に刊行された歌集・歌誌などから、約3万首をテーマ別に集められており、別巻には、1678名の歌人名索引、19000語の語彙索引のほか、歌壇年譜、短歌賞・受賞一覧を収録しています。

(4)俳句の一部分しかわからないとき
『新俳句大観　－三句索引－』
古典俳句の名句・秀句と昭和20年代までの近代俳句が五七五のどの句からでも引けます。

『分類俳句大観』全12巻別巻1冊
室町時代の連歌の発句から江戸末期俳諧の発句までを収録しており、季題索引と総目次があります。

(5)季語から俳句をさがす
『日本の歳時記-読んでわかる俳句-』全4巻
春、夏、秋、冬・新年に巻が分かれており、全ての例句に鑑賞の解説文がついています。巻末に全巻の季語検索索引つき。

(6)地名から俳句をさがす
『地名・俳枕必携』
古典から現代までの秀句13,000句を、俳句が詠まれた名所・旧跡、地名から引けます。

(7)和歌の出典・引用文献をさがす
『典拠検索新名歌辞典』
名歌が引かれている文献が検索できます。上代から近世まで、諸書に引用される和歌約8000首を五十音順に並べ、その出典作者を明示し、引用文献名を示してあります。

●お役立ちサイト
・古典選集本文データベース(国文学研究資料館)
https://kokubunken.repo.nii.ac.jp/search?page=1&size=20&sort=controlnumber&search_type=2&q=415
国文学研究資料館所蔵和古書の翻刻テキストの検索ができます。

・和歌データベース(国際日本文化研究センター)
・俳諧データベース(国際日本文化研究センター)
https://www.nichibun.ac.jp/ja/
国際日本文化研究センターのホームページより、トップページ＞データベースから、各データベースを選択してください。
和歌データベースは、勅撰集21種・私撰集・主な私家集の和歌を収録。俳諧データベースは芭蕉・蕪村をはじめとする主要な俳諧作品を収録。いずれも作品集成立年代・作者名順・作品名順・語句検索ができます。

・現代俳句データベース(現代俳句協会)
https://www.haiku-data.jp/index.php
明治以降の俳句を収録。季語・作者・上5・下5・キーワードでの検索ができます。