本文へスキップします。
レファレンス協同データベース
    • 検索条件が入力されていません。
    • 検索キーワードは7単語以内で入力してください。
  • ヘルプ
  • ログイン
  • 検索条件が入力されていません。
  • 検索キーワードは7単語以内で入力してください。
  • 事業について

    • レファ協とは?
    • おすすめ!レファ協データ
    • 事業概要
    • 事業報告・統計
    • 事業フォーラム
    • 企画協力員について
    • サポーターについて
  • 関係者の方へ

    • 事業への参加
    • データの作成・公開
    • システムの使い方
    • レファ協活用術
    • 事業担当者研修会
    • 御礼状・企画協力員賞
  • 参考情報

    • コラム集
    • レファレンス関連情報
    • 刊行物・グッズ
  • レファ協トップページ
  • What's CRD(English)
  • 参加館一覧
  • サイトポリシー
  • お問い合わせ
  • @crd_tweet
現在位置
  • トップページ
  • レファレンス事例詳細
レファレンス協同データベース

レファレンス事例詳細

事例作成日
2024年05月15日
登録日時
2024/09/27 11:36
更新日時
2024/12/18 10:33
提供館
北九州市立中央図書館 (2210015)
管理番号
北九2024中央030
質問

解決

以前は「吊るす」の「吊」という字は「とむらう」とも読めたはずだが、今の辞書には載っていない。実際に「とむらう」と読めることが確認できる辞書が見たい。
回答
①「大漢和辞典」で「吊」を調べたが、「吊」を「とむらう」と読めることは確認できなかった。
②「廣漢和辞典」で調べたところ、「吊」を「とむらう」と読めることが確認できた。
回答プロセス
(資料1)配架中の資料『大漢和辞典』(諸橋 轍次/著 大修館書店 813.2/モ/2 資料ID:0012311999)で「吊」を調べる。
  
P811…「吊」 テウ 弔の俗字。
  
俗字として「弔」はあったが、「吊」を「とむらう」と読めることは確認できなかった。

(資料2)「俗字」とは何かを検索。大修館書店が情報提供する漢字文化資料館より、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以下、引用 始まりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  主に世間一般で用いられてきたとされる異体字のことを「俗字」と言います。
  つまり、俗字とは、その字体が用いられる場面によって異体字を分類した場合のカテゴリーだといえます。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上、引用 終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 以上のことから、「弔」は「吊」の異体字だとわかる。

【漢字文化資料館】
https://kanjibunka.com/kanji-faq/jitai/q0073/
 
(資料3)「異体字」とは何かを調べる。(異体字:異体文字に同じ)以下にある2つの資料で確認できた。
  
・『日本国語大辞典』(小学館国語辞典編集部/編集 小学館 813.1/シ/1 資料コード:0014454474)
   P1016…「漢字やかなにおいて同字ではあるが、標準と考えられている字体とは違った形をとるもの」と記されてい
   た。 
  
(資料4)『杉本つとむ日本語講座 異体字とは何か』(杉本 つとむ/著 桜楓社 810/ス/1 資料コード:0010251163)
   P2…同じ楷書体の字で、音義が共通し、しかも字形が異なる場合、これを異体字という。
   (途中略) したがって異体字というのは、本来生譌(せいか)の区別ではなく、書体の違いを指すにすぎない。」と確 
   認できた。
   
  以上の事から「吊」と「弔」は同字であるとわかる。

(資料5)「吊」と「弔」は同字(異体字)だということは分かったが、先の辞書では「とむらう」という読み方は確認できなかったた 
  め、いつの時から読み方が分かれたのかもしれないと推察し、「吊 弔 異体字」で検索。
  
  【第127回 「吊」と「弔」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一)/三省堂総合ホームページ】  
  
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以下、引用 始まりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
   昭和21年11月5日、国語審議会は当用漢字表1850字を、文部大臣に答申しました。当用漢字表は、弓部に旧字の 
  「弔」を収録していましたが、新字の「吊」は収録されていませんでした。翌週11月16日に当用漢字表は内閣告示され、 
  旧字の「弔」は当用漢字になりました。
  昭和22年9月29日、国語審議会は当用漢字音訓表を、文部大臣に答申しました。当用漢字音訓表は、当用漢字表
  1850字の音訓を定めたもので、「弔」には、「チョウ」と「とむらう」という音訓が付けられていました。この結果、「弔」を
  「つる」と読むことが、できなくなってしまったのです。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上、引用 終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  以上のように記された箇所が確認でき、昭和22年を境に二つの漢字は読み方が別れたと考えられる。


・ 「当用漢字表」「当用漢字音訓表」を確認する。
  
(資料6)【当用漢字表/文化庁HP】
  https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/syusen/tosin02/02.html
(資料7)【当用漢字音訓表/文化庁HP】
  https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/syusen/tosin04/08.html
  
  いずれも「弔」という字が確認できた。

・ 以上のことから、昭和22年以前の情報と、新字旧字について載った辞書ならば「吊」を「とむらう」と記されているのではないかと  
  推察できる。
 
  大修館書店HPより、『大漢和辞典』を基本とし、常用漢字表準拠、人名用漢字も表示。字体・かなづかいの新旧の相違も示されて
  いる広漢和辞典があるとわかる。

(資料8)【大修館書店HP】
https://www.taishukan.co.jp/book/b197530.html

(資料9) 『「大漢和辞典」の百年』 (池澤 正晃/著 大修館書店 2023.12 813.2/イ 資料コード:0313109100)によると、
大正14年に当時の大修館書店の店主、鈴木一平氏より、諸橋轍次氏に『大漢和辞典』出版の依頼があり、昭和3年9月14日に「漢和
辞典編纂」の契約を交わしていることがわかる。(85頁・102頁~103頁)
これらのことより、昭和22年以前の情報があり、かつ、人名用漢字の新字旧字について何かしらの情報を得 られる資料として、
(資料10) 「広漢和辞典」が有用と考えられるため、当館所蔵の「廣漢和辞典」(813.2/モ/1 資料ID:0012277380)を確認した。

P534…「吊」「①とむらう つる。つるす。」を確認できた。
事前調査事項
「吊るす」の「吊」という字は「とむらう」とも読めたはずだが、今の辞書には載っていない。
NDC
  • 辞典 (813)
参考資料
  • (資料1) 『大漢和辞典』 巻2 諸橋 轍次/著 ,  ISBN 4-469-03072-4   (大修館書店 1984.6 813.2/モ/1 (資料コード:0012311999) 811頁)
  • (資料2) 【漢字文化資料館】
    https://kanjibunka.com/kanji-faq/jitai/q0073/ (最終確認日2024.07.06)
  • (資料3) 『日本国語大辞典』 第1巻 小学館国語辞典編集部/編集 ,  ISBN 4-05-300083-1   (小学館 2000.12 813.1/シ/1 (資料コード:0014454474) 1016頁)
  • (資料4) 『杉本つとむ日本語講座(巻タイトル:異体字とは何か)』 杉本 つとむ/著   (桜楓社 1978 810/ス/1 (資料コード:0010251163) 2頁)
  • (資料5) 【第127回 「吊」と「弔」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一)/三省堂総合ホームページ】
    https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/%E7%AC%AC127%E5%9B%9E-%E3%80%8C%E5%90%8A%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%BC%94%E3%80%8D (最終確認日2024.07.06)
  • (資料6) 【当用漢字表/文化庁HP】
    https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/syusen/tosin02/02.html (最終確認日2024.07.06)
  • (資料7) 【当用漢字音訓表/文化庁HP】
    https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/syusen/tosin04/08.html (最終確認日2024.07.06)
  • (資料8) 【大修館書店HP】
    https://www.taishukan.co.jp/book/b197530.html(最終確認日2024.07.06)
    ,  ISBN 978-4-469-23287-5   (大修館書店 2023.12 813.2/イ (資料コード:0018933507) 85頁・102~103頁)
  • (資料9) 『「大漢和辞典」の百年』 池澤 正晃/著 ,  ISBN 978-4-469-23287-5   (大修館書店 2023.12 813.2/イ (資料コード:0018933507) 85頁・102~103頁)
  • (資料10) 『広漢和辞典 上巻』 諸橋 轍次/[ほか]著 ,  ISBN 4-469-03081-3   (大修館書店 1981.11 813.2/モ/1 (資料コード:0012277380) 534頁)
キーワード
  • 吊
  • 弔
  • 異体字
  • 異体字弁
  • 当用漢字
  • 当用漢字表
  • 当用漢字音訓表
照会先
寄与者
備考
調査種別
事実調査 文献紹介
内容種別
国語 言葉
質問者区分
社会人
登録番号
1000355953
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000355953 コピーしました。
アクセス数 12738
拍手! 37
  • Xでポストする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで送る
  • はてなブックマークに登録する
  • メールで送る
◀トップページへ戻る
  • レファ協トップページ
  • What's CRD(English)
  • 参加館一覧
  • サイトポリシー
  • お問い合わせ
  • @crd_tweet
  • 事業について
  • レファ協とは?
  • おすすめ!レファ協データ
  • 事業概要
  • 事業報告・統計
  • 事業フォーラム
  • 企画協力員について
  • サポーターについて
  • 関係者の方へ
  • 事業への参加
  • データの作成・公開
  • システムの使い方
  • レファ協活用術
  • 事業担当者研修会
  • 御礼状・企画協力員賞
  • 参考情報
  • コラム集
  • レファレンス関連情報
  • 刊行物・グッズ
  • 国立国会図書館ホームページ
  • 国立国会図書館サーチ
  • リサーチ・ナビ
Copyright © 2024- National Diet Library. All Rights Reserved.
ページの先頭へ