レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年07月10日
- 登録日時
- 2024/07/12 10:34
- 更新日時
- 2024/07/27 15:17
- 管理番号
- 4196
- 質問
-
解決
日本画で使われる白緑という色について知りたい。
(読みは「びゃくりょく」で合っているか)
- 回答
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白緑は「びゃくろく」と読む。
白色を帯びた淡い緑色。
孔雀石(マラカイト)の粉末を水と研って作られた岩絵具で日本画の顔料となる。
奈良飛鳥時代から仏画や仏像の彩色に用いられた。
色見本と解説が載っている以下の資料を提供
『日本の色辞典』(吉岡幸雄/著 紫紅社 2000年)p.174
『和の配色事典』(ディックカラーアンドデザイン株式会社/著 技術評論社 2006年)p.28、p.147
『日本の色』(コロナ・ブックス編集部/編 平凡社 2006年)p.62
『京の色百科』(河出書房新社 2015年)p.81
- 回答プロセス
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色彩(757.3)の書架をブラウジングし、白緑の載っているものを提供。
読みについては、「白緑」とあるので“緑”系統の色と推測。
『日本の色辞典』の目次が色別になっており、「緑」の項から「白緑」が「びゃくろく」だとわかった。
白緑の色が本の印刷によりそれぞれ違うので、複数の資料を提供した。
- 事前調査事項
- NDC
-
- デザイン.装飾美術 (757 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000353035