レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年06月14日
- 登録日時
- 2024/06/14 15:06
- 更新日時
- 2024/10/11 14:40
- 管理番号
- 児童23
- 質問
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解決
なぜおすもうの人は、試合前に塩をなげるの?
- 回答
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土俵を清めるためです。
日本人は昔から、塩を神聖なものとしていて、悪い気をはらう力があると信じられています。相撲はもともと農業の豊作を祈るおまつりから始まったもので、相撲は神さまに見せるために行っていました。だから土俵は神聖な場所とされ、塩をまいて清めてから勝負をしているのです。一つの場所(大会の期間中のこと)で約600キロの塩が使われています。
回答に使った本
『はじめての大相撲』 小野幸恵/著 舞の海秀平/監修 岩崎書店/発行 2003.8 P.11
『ビジュアル大相撲図鑑 決定版』 服部祐兒/監修 汐文社/発行 2018.1 P.64
『科学のアルバム 塩 海からきた宝石』 片平孝/著 あかね書房/発行 2005.4 P.57
『さあ、はじめよう!日本の武道 3 相撲』 こどもくらぶ/編 日本相撲連盟/監修 岩崎書店/発行 2010.10 P.57
『精選日本民俗辞典』 福田アジオ・新谷尚紀・湯川洋司・神田より子・中込睦子・渡邊欣雄/編
吉川弘文館/発行 2006.3 P.241
- 回答プロセス
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所蔵資料を使い調べた。町内小学校の依頼により生徒の質問に答えたもの。
- 事前調査事項
- NDC
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- 相撲.拳闘.競馬 (788)
- 製塩.塩業 (669)
- 風俗習慣.民俗学.民族学 (380)
- 参考資料
- キーワード
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- 相撲
- 塩
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査
- 内容種別
- スポーツ
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000351488