レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/05/13
- 登録日時
- 2023/06/29 00:30
- 更新日時
- 2023/07/06 09:23
- 管理番号
- 6000068841
- 質問
-
解決
結核接触者に対して実施するIGRA検査について、高齢者への有効性等が書かれた資料はあるか。公益財団法人結核予防会結核研究所の「感染症法に基づく結核の接触者健康診断の手引き」 https://jata.or.jp/law.php 及び「接触者健康診断における高齢者に対するインターフェロン-γ遊離試験の有用性の検討」 https://www.jstage.jst.go.jp/article/kekkaku/89/4/89_503/_article/-char/ja/ は確認済。
- 回答
-
下記の資料を案内した。
- 回答プロセス
-
Cinii Articles、J-Stageで「IGRA検査」等のキーワードを検索し、下記の論文を案内。①はオンラインで閲覧可能、②③は大阪市立中央図書館に所蔵があり、禁帯出だが直接の来館で閲覧等は可能、④⑤は郵送での複写取寄せ可能(有料)とお伝え。
①根本健司「ワークショップ 結核の診断と治療」(『日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌』、2020 年 29 巻 2 号 p. 228-233)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsrcr/29/2/29_228/_html/-char/ja
結核既感染率が50%(本邦での推計で70歳に相当)と高い集団の場合は,陽性的中率97.8%,陰性的中率90.7%となる等の記載あり
②永井英明「特集 教えて! 健診/検診“ホントのところ”—エビデンスを知り,何を伝えるか 特定の疾病を見つけるための検診 結核検診—(胸部X線検査,IGRA)」(『medicina』57巻6号、2020年5月、pp.927-931)
IGRAの陽性的中率は結核の有病率の高い集団ほど高率となるが,有病率の低い集団では陽性的中率は低下し,偽陽性が増える等の概要あり。
③倉原優「特集 内科医が押さえておくべき—検査の考えかたと落とし穴 誤った解釈をされやすい検査 やってはいけない“とりあえずIGRA”」 (『medicina』56巻12号、2019年11月、pp.2011-2014)
高齢者ではIGRAが陽性になりやすいが,高齢になるほど細胞性免疫が低下し偽陰性にもなりやすい等の概要あり。
④山田 全啓, 村井 孝行「近畿府県保健所におけるIGRA偽陰性例調査」(結核 93(1):2018.1 p.17-24)
⑤和歌山県臨床検査技師会「紀南病院における過去11年間の結核患者接触者健診におけるインターフェロンγ遊離試験(IGRA)の有用性について」(『会誌和臨技 : 一般社団法人和歌山県臨床検査技師会機関誌』45 19-27, 2018)
なおいずれも当館未所蔵ながら、図書では下記にIGRA検査関連の記載があり、大阪府立図書館より借用して提供可能だが、今回は不要とのこと。
四元 秀毅/編集『医療者のための結核の知識 第5版』医学書院 2019.6
御手洗 聡/編集『基礎からわかる結核診療ハンドブック』中外医学社 2022.12
日本結核・非結核性抗酸菌症学会/編集『抗酸菌検査ガイド 2020』南江堂 2020.1
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
-
- 結核(ケッカク)
- 医療(イリョウ)
- 検査(ケンサ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 庁内
- 登録番号
- 1000335073