レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023.4.13
- 登録日時
- 2023/04/13 14:51
- 更新日時
- 2023/04/28 16:09
- 管理番号
- R05-003
- 質問
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解決
飯能市精明地区について「精明」という漢字を採用した理由を知りたい
- 回答
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『飯能市史 (資料編Ⅺ) 地名・姓氏』
pp.5 2.地名の沿革の項に、「各村人民等益々精勤シテ将来文明ノ進歩ヲ速ニスル為メ精明村ト命名セント希望シ止マス依テ之を採ル」と記載あり。
- 回答プロセス
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郷土に関するレファレンスのため、郷土資料をあたる。
市内の地名に関する問い合わせであったため『飯能市史 (資料編Ⅺ) 地名・姓氏』を確認。
pp.5 2.地名の沿革の項に、「新町村には、ときに従来の地名と全くかかわりのない町村名も生れた。例えば精明村であるが、「各村人民等益々精勤シテ将来文明ノ進歩ヲ速ニスル為メ精明村ト命名セント希望シ止マス依テ之を採ル」と明治21年の理由書に記している。」と記載あり。
また、地名の沿革の項のはじめに「沿革については行政編1あるいは埼玉県市町村誌(昭和49年)などに詳しい(後略)」と記載されていたため、それぞれ確認。
『飯能市史(資料編Ⅳ) 行政1』 (1980,飯能市)
pp.50 (七)各町村誕生の胎動の項に、「精明村の独立町村編制諮問の結果上申」の記載はあるが、字の由来については記載なし。
『埼玉県市町村誌 第五巻』 (1974,埼玉県教育委員会)
明治初期以降の市町村分合表の記載はあるが、字の由来については記載なし。
『角川日本地名大辞典 11(埼玉県)』 (1980,角川書店)
pp.510 「せいめいむら 精明村<飯能市>」の項に、成り立ちについての記載はあるが、字の由来については記載なし。
【調査したが記載のなかった資料】
吉田茂樹『日本地名語源事典』 (1981,新人物往来社)
飯澤文夫『地名でたどる郷土の歴史』 (2017,日外アソシエーツ)
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210)
- 地理.地誌.紀行 (290)
- 参考資料
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飯能市史編集委員会 編 , 飯能市. 飯能市史 資料編 11 (地名・姓氏). 飯能市, 1986.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001797971-00
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飯能市史編集委員会 編 , 飯能市. 飯能市史 資料編 11 (地名・姓氏). 飯能市, 1986.
- キーワード
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- 飯能市-地名
- 精明
- 地誌
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000332026