レファレンス事例詳細

OPACで「御鮨街道」と検索し出てきた資料のうち、『御鮨街道について』で岐阜市教育委員会が立てた道標と分かる。H18年３月には存在している。
『御鮨街道』p18、19に載っている参考文献や新聞記事にあたったがヒットなし。
岐阜新聞DBで検索するもヒットなし。
さし源本店へ出かけ実物を見るも設置年に関する記述はなし。さし源本店の人に尋ねるも「10年以上前。詳しい日にちは分からない」とのこと。

岐阜市文化財保護課に問い合わせるも、詳細な日にちは分からず。おおよそ25年前ではないかとのこと。
歴史案内標識という項目で予算計上していた。

当時の岐阜市教育委員会が設置したということから、25年前あたりの「岐阜市の教育」を確認したところ、文化財の項目に歴史案内標識を設置した数などの情報が掲載されていた。しかし設置したエリアが大まかに書いてあるだけで詳細な情報は不明。

『岐阜市の教育』を確認していたところ、岐阜市教育委員会が『文化財グラフぎふ』という冊子を発行していることが分かったので、当館で所蔵している『文化財グラフぎふ』を確認したところ、第17号ｐ28の平成10～11年度文化財保護行政の概要のページの歴史案内標識の設置の項目に「御鮨街道」と記載があった。
また、ｐ26-27にある標識設置場所の地図を見ると「御鮨街道」の案内標識の位置が現在のさし源と同一で、
ｐ26の中山道加納宿標柱の写真が現在さし源前にある標柱と同じ形である。

ぎふ魅力づくり推進部文化財保護課歴史遺産活用推進係に問い合わせ、こちらでは分からないが図書館なら分かるかもしれないとの回答を得た。