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レファレンス協同データベース

レファレンス事例詳細

事例作成日
2021年04月21日
登録日時
2021/09/17 13:28
更新日時
2021/10/26 15:24
提供館
さいたま市立中央図書館 (2210012)
管理番号
中央-1-0021503
質問

未解決

江戸時代の大戸村(現在のさいたま市中央区大戸)内の針ヶ谷新田形成の経緯について。
針ケ谷村の農民が高沼の干拓事業に関わった経緯を記した資料はあるか。
回答
高沼新田開発と針ヶ谷村について記述がある以下の資料を紹介した。
事業に関わっていたのが農民なのかは、調査した範囲では分からなかった。

(1)『与野市史 通史編 上巻』与野市総務部市史編さん室/編 与野市 1987年
p467~474 第2章第3節「高沼代用水路の開削」
p470「高沼新田沿革図」がある。
p472「高沼代用水路と村々の利害」に、用水確保に関わる上落合村と沼影村の働きかけなどについて書かれているが、針ヶ谷村に関する記述はない。
p480~494 第2章第5節「高沼新田の開発と市域村落」
p481「高沼新田の開発は、(略)高沼周辺の与野町・下落合村・中里村・鈴谷村・大戸村(以上、現与野市)・針ヶ谷村・西堀村・関村・鹿手袋村(以上、現浦和市)の九か村の村請けで行われることになった」との記述があり、一部の村については個別の解説があるが、針ヶ谷村についての詳しい解説はなかった。

(2)『与野市史調査報告書 第3集』企画部市史編さん室/編集 与野市 1978年
p31~33「高沼の新田開発について」小笠原光江
以下、針ヶ谷村に関する箇所を抜粋。
p31「高沼は沿岸の与野町・鈴谷村・中里村・大戸村・下落合村(現与野市)及び西堀村・関村・鹿手袋村・針ヶ谷村(現浦和市)等の村々によって沼内が干拓され、享保一六年筧播磨守を検地奉行として検地が行われました。(略)九ヶ町村のうち針ヶ谷村を除く村々はみな与野領でしたが、針ヶ谷村は木崎領に属しており、「見沼代用水高帳」によると新田のみが高沼用水の灌漑をうけていました。また、『新編武蔵風土記稿』をみてみると、(略)高沼干拓地、すなわち高沼新田を針ヶ谷新田と呼んでいたようです。
 ところで、高沼新田がどのようにして開発されたのかを語る史料はあまり残されていないのですが、この針ヶ谷村の高沼新田に関する記述にも、それが村請新田(村々が請負って開発した新田)であったことが窺え、さらに幕府役人小出加兵衛・八木清五郎より鈴谷村に出された開発地代金領収の「覚」がみつかっています。」
 
(3)『与野市史調査報告書 第4集』企画部市史編さん室/編集 与野市 1979年
p42~46「高沼代用水路の開鑿と経営」小笠原光江
以下、開発に関係する箇所を抜粋。
「高沼代用水路の灌漑地域は、現在の与野・浦和両市域二一カ村にわたり、その石高は六、〇七九石余でした。開発着手に至るまでに行なわれたであろう弥惣兵衛の検分、及び周辺農民の対応については明らかではありませんが、『辻村家旧記』に高沼についての次のような記載がみられます。」           
 この文章の後、『辻村家旧記』の原文とその解説(高沼の工事が何らかの理由で一年後になったこと、高沼を干拓するには、西悪水・中央悪水の処理と、高沼溜井の組合一七カ村の水田の用水源確保の両方を解決しなければならず、そのための新用水路の開鑿であること)が書かれている。「高沼周辺の村々における具体的な様子を知ることはできませんが」という記述もあり、はっきりとした記録が残っていないことが窺える。
回答プロセス
その他以下の資料を調査に使用したが、上記3冊以上の記載はなかった。

『与野市史 中・近世史料編』与野市企画部市史編さん室/編 与野市 1982年
『与野市史 史料編補遺』与野市総務部市史編さん室/編 与野市 1990年
『見沼土地改良区史 [本文編]』見沼土地改良区/編集 見沼土地改良区 1988年
『見沼土地改良区史 資料編』見沼土地改良区/編集 見沼土地改良区 1988年
『与野市史調査報告書』第5~8集 総務部市史編さん室/編集 与野市 1983年~1997年
『与野の歴史散歩』与野市教育委員会市史編さん室/編 与野市 1995年
『見沼新田開発の一考察』相沢儀郎/著 石井印刷所 1986年
『見沼代用水路の開疏と経営』見沼代用水路土地改良区 1955年
『享保期における町人請負新田の開発 武蔵見沼加田屋新田の場合』田中嗣晴/著 田中嗣晴 1982年
『大宮の郷土史 第35号』大宮郷土史研究会/編 大宮郷土史研究会 2016年
『人づくり風土記 11』農山漁村文化協会 1995年
事前調査事項
NDC
  • 関東地方 (213 10版)
参考資料
キーワード
  • 大戸村
  • 高沼新田
照会先
寄与者
備考
調査種別
文献紹介
内容種別
さいたま市中央区 郷土
質問者区分
社会人
登録番号
1000304792
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000304792 コピーしました。
アクセス数 1865
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