レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2026/01/14
- 登録日時
- 2021/04/18 00:30
- 更新日時
- 2026/02/07 14:31
- 管理番号
- 6000057541
- 質問
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解決
1975年に大阪府豊中市に開店したローソン1号店について知りたい。
- 回答
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下記の資料を案内した。
- 回答プロセス
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朝日新聞2003年4月6日「コンビニ32位 「王国」今や「激戦区」(おおさか何番?)」において、日本初のコンビニが「マイショップ(マミー)豊中店」という説が取り上げられている。同店を訪ねたこともある方によると、場所については「阪急宝塚線の沿線だった記憶しかない」「古い電話帳や地図を頼りに捜したが、所在地も消息もつかめなかった」とのこと。
ウィキペディア「マイショップ」によると、同店ができたのは1969年3月とあり。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97
インターネット検索すると、個人のウェブサイトや論文にも同様の記述が見えるが、情報源や場所については特定できず。
日本初のコンビニについては諸説あり。
国会図書館デジタルコレクションを、「マイショップ」「コンビニ」等で検索。
産業能率 = Industrial efficiency (268)
「マイショップ・チェーンの経営動向」の中で、「44年3月大阪府豊中市にマイショップ(MS)1号店をオープンした。これが、日本におけるCVSの最初であるといわれている」とある。
総合食品 4(9)(45) 「マイショップチェーン店には、昭和41年12月に設立された小売主宰のVCである「協同組合マイショップチェーン」と、これらのVCグループの中から有志によって結成された別会社「コンビニエント・マイショップ(株)」がある。」と、記載されている。
東邦経済 44(7) 「わが国に、コンビニエンスストアといわれるものが誕生したのは昭和43年のことである。大阪の橘高株式会社が「Kマートチェーン」を、兵庫のマイショップ協同組合が「マイショップチェーン」を開発して先鞭をつけた。」
流通情報 (109) p38~日本のコンビニエンスストア一覧あり。
店名「デアリー」がマイショップチェーンとなっているが、設立は昭和52年12月となっている。Kマートは、昭和41年10月CVS導入とある。
GoogleBooksで検索。
蔵書検索し、所蔵資料を確認。
『戦後史大字典 1945-2004』(三省堂)p317
「1969年(昭和44)の「マイショップ」(大阪・豊中市)が最初といわれている」と記載あり。
『コンビニチェーン進化史』(イーストプレス)p94
ボランタリーチェーン「協同組合マイショップ・チェーン」が経営する「マミー」が1969年3月に大阪府豊中市にオープンした旨の記載あり。なお、同書によると、ボランタリーチェーンとは、フランチャイズチェーン・システムに対して、小売店や有力問屋が主宰したりするコンビニの展開のこと。
『コンビニの雑学』(オーエス出版社)p16
1969年に豊中市にマイショップが開店したという記載に加え、コンビニ一号店を1974年5月にオープンした「東京都江戸川区のセブン・イレブン」だとしている。一号店をマイショップ豊中店にしなかった理由として「それ以前の総合食料品店などの差別化が不徹底であったからだ。むしろ、コンビニというよりもミニスーパーに近かったといえる」としている。
『公共空間としてのコンビニ』(朝日新聞出版)p213(大阪府立図書館より取り寄せ)
「コンビニが日本で始まったのは、1974年のセブンーイレブンの開業とされることが多いが、正確には1960年代末である。1969年、大阪豊中市に開業した「マイショップ」第一号店「マミー」だった。」とある。
豊中市広報広聴課が収集していた新聞記事のファイルに、以下の記事あり。
1969.3.9(産経新聞)「小売店が共同でスーパー経営 豊中 大型店への対抗策 千里園に 17日オープン」
1969.3.9(朝日新聞)「スーパーで客寄せ 小売店 共同経営で巻返し 豊中」
1969.3.9(毎日新聞)「共同出資でスーパーつくる 千里園・市場の業者自衛」
1969.3.9(読売新聞)「みんなでスーパー作ろう 豊中千里園 小売業者が協業化」
→「大成ストア」はもともと1階で小売店を営業、2階を大手スーパーの日用雑貨部門に貸していた。その後、この大手スーパーが移転、客足が遠のいたため、「大成ストア」の小売業者が共同出資して、2階でスーパーを経営することになった。1階ではこれまでどおり生鮮食品を売り、2階のスーパーでは専門の係員をおいて衣類、日用雑貨、菓子類の販売を行う。小売店と競合しないこれらの商品は、尼崎市に本部を持つ共同仕入れ機構(共同組合「マイショップ・チェーン」)から取り寄せる。大阪府通商観光課では、こうした経営体系を「経営難に悩む零細小売店の新しい生き方」「小売店はこうした共同事業をどんどん進めてもらいたい」としている。(以上4記事の概要)
記事には「コンビニエンスストア」の記載はないが、こうした小売店の共同経営の形は、「関西でも例のない試み」(1969.3.9朝日)とある。
1969.3.17(毎日新聞)「衛星都市にも旋風 スーパー 対抗策ひねる小売市場や商店」
→17日、千里園三丁目の市場「大成ストア」の店主たちが共同出資して市場の2階にスーパー「マミイ」をオープンする旨の記載あり。
『ふるさと豊中』p176 昭和38(1963)年と昭和44(1969)年の大成ストアの写真あり。
昭和36年に庄内駅前にビルを持ったスーパー・シロが千里川沿いに展開。1年ほどで閉店したあと、大成ストアーが「シロ」の看板をはずして営業したとあり、上記新聞記事にある、移転した「大手スーパー」が「シロ」であることが分かる。
『豊中商工名鑑 1980年版』p287に、スーパーマーケットの一覧あり。(株)スーパーマミィの代表者、所在地など載っている。
(Webサイトの最終確認日:2026.01.29)
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『コンビニチェーン進化史』 梅澤 聡/著 イースト・プレス
- 『コンビニの雑学』 佐藤 治彦/著 オーエス出版
- 『戦後史大事典』 佐々木 毅/編 三省堂
- 『豊中商工名鑑1980年版』 豊中商工名鑑編纂委員会/編集 豊中商工会議所
- キーワード
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- 豊中市(トヨナカシ)
- コンビニエンスストア(コンビニエンスストア)
- スーパーマーケット(スーパーマケット)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000297306