レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/8/13
- 登録日時
- 2020/12/19 00:30
- 更新日時
- 2024/12/11 00:39
- 管理番号
- M20110518310764
- 質問
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現在将棋界では冠のつくタイトル戦がいくつあるのか。昔は七冠と呼ばれていたのに、気付いたら1冠増えている。また、全タイトル戦の中でどのタイトル戦が一番格上なのかも知りたい。
- 回答
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①『将棋語辞典』の「七冠」の項目に、「七つのタイトルの序列は竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖です。序列はおもに賞金の多さで決まっています。」また、「2017年には叡王が名人の次の序列でタイトルに加わっています。現在では、すべてを同時に所持すれば八冠ということになります。」とある。
②『将棋400年史』に「平成28年、新たな公式戦の叡王戦が創設。第3期からはタイトル戦に昇格する」とある。
③『将棋番組が10倍楽しくなる本』の「タイトル戦ってなに?」の項には、タイトル戦の種類が掲載されている。上から順番に、「竜王戦」、「名人戦」、「叡王戦」、「王位戦」、「王座戦」、「棋王戦」、「王将戦」、「棋聖戦」の八つが挙げられている。「現在は8つのタイトル戦があり、「八大タイトル」とも呼ばれます。」とある。また、「中でも竜王と名人の扱いは別格で、アマチュア向けに棋力認定する免状に、将棋連盟会長と並び署名をします。」と記載されている。
④『将棋ワンダーランド』には、「八大タイトル時代の幕開け」という特集があり、全八タイトル戦の開催概要や詳細、歴代王などがタイトルごとに紹介されている。「2017年に新たなタイトル・叡王戦が加わり、八大タイトルの時代が訪れた」とも記載されている。また、「竜王戦」、「名人戦」、「叡王戦」、「王位戦」、「王座戦」、「棋王戦」、「王将戦」、「棋聖戦」の順にタイトル戦が掲載されており、「竜王戦」の項目には、「棋士たちの頂上決戦」、「竜王戦は、第26期まで続いた十段戦を発展させて設立された、将棋界最高のタイトル戦だ」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 将棋 (796 9版)
- 参考資料
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①香川愛生『将棋語辞典』 誠文堂新光社,2020,199p. 参照はp.138.
②野間俊克『将棋400年史』 マイナビ出版,2019,233p. 参照はp.208.
③アライコウ『将棋番組が10倍楽しくなる本』 ビジネス教育出版社,2019,7,223p p. 参照はp.8-9.
④『将棋ワンダーランド』 ぴあ,2017.11,95p. 参照はp.26-41.
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①香川愛生『将棋語辞典』 誠文堂新光社,2020,199p. 参照はp.138.
- キーワード
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- 将棋
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2020110518370510764
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000290988