レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20160915
- 登録日時
- 2020/03/26 00:30
- 更新日時
- 2024/09/30 18:23
- 管理番号
- 2861
- 質問
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天智9年(670年)に法隆寺が罹災する前に造られた、①「辛亥年金銅観音菩薩像」と②「甲寅年金銅釈迦如来像」について、それぞれの機関管理番号が知りたい。
- 回答
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・『法隆寺献納宝物目録』(当館請求番号:000-276)と『法隆寺宝物館』(当館請求番号:000-341)を参照したところ、それぞれ
①「観音菩薩立像」(かんのんぼさつりゅうぞう、列品番号=機関管理番号:N-165)
②「光背」(こうはい、列品番号=機関管理番号:N-196)
であることが特定できた。②は像本体ではなく光背を所蔵している。
※①「辛亥年金銅観音菩薩像」と②「甲寅年金銅釈迦如来像」はいずれも正式名称ではなく、
①「辛亥年」は像の台座に「辛亥年七月十日…(略)」と刻銘があること、また、
②「甲寅年」についても光背裏側に「甲寅年三月廿六日…(略)」と刻銘があることから質問者が呼称したものであると思われる。
それぞれの名称と列品番号(=機関管理番号)を案内した。
【2022/8/29 確認】
現在はColBase(https://colbase.nich.go.jp)でも画像データを閲覧することができる。
・「観音菩薩立像」(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/N-165?locale=ja)
・「光背」(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/N-196?locale=ja)
またe国宝(https://emuseum.nich.go.jp/)と画像検索(https://webarchives.tnm.jp/imgsearch/)でも閲覧できる。
- 回答プロセス
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当館OPACで法隆寺献納宝物について扱っている資料を検索し、該当する作品の機関管理番号を調査した。
・『法隆寺献納宝物目録』(当館請求番号:000-276)
・『法隆寺宝物館』(当館請求番号:000-341)
- 事前調査事項
- NDC
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- 参考図書[レファレンスブック] (703 7版)
- 参考資料
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東京国立博物館編 , 東京国立博物館. 法隆寺宝物館 第3版. 東京国立博物館, 2016.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I012023463-00 , ISBN 9784907515201 (当館請求番号:000-341(https://webopac.tnm.jp/detail?bbid=1000088228)) - 『法隆寺献納宝物目録』、東京国立博物館、1990年 (当館請求番号:000-276(https://webopac.tnm.jp/detail?bbid=0000902431))
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東京国立博物館編 , 東京国立博物館. 法隆寺宝物館 第3版. 東京国立博物館, 2016.
- キーワード
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- 観音菩薩像
- 光背
- 法隆寺献納宝物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 彫刻
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000279548