レファレンス事例詳細

①当館OPACで「与力」をキーワードに検索。数件ヒットするが、質問者が求めているような資料はなし。

②参考になると思われる当時の役職名簿『江戸町鑑集成』は、当館には所蔵なし。国立国会図書館に所蔵あり。

【2023/03/17　アクセス含め確認・追記】
Googleで「与力△名簿」で検索したところ、下記サイトがあり、それによると「町鑑」の内容に町奉行所関係の名簿とあった。
URL：http://www7b.biglobe.ne.jp/~hitosugi/yakushoku.html

Japan Knowledge Lib （国史大辞典より）「町鑑」
「（略）。内容は、最初に評定所式日、次に南北両町奉行およびその配下の与力・同心の氏名は番組別、掛り別に記し、
以下町年寄・地割役・町火消いろは組方角付・町火消まとい付・両国御橋火消道具・江戸町々名主支配付・町々名主組合并宿所付・
町火消頭取名前付、坂・堀・原・橋の名称と所在、町名寄などを記すが、版により若干の増減がある。（以下略）」

当館OPACで「町鑑」と検索したところ、以下の資料に与力の名前が掲載されていた。
・増補改正萬世江戸町鑑 2巻. -- 英平吉郎 : 出雲寺和泉椽 : 西村源六, 文政6 [1823].　
　（当館請求番号：野口-1132）

国書データベース（https://kokusho.nijl.ac.jp/）で「町鑑」と検索すると、様々な町鑑がヒットする。
中にはデータベース上で内容を確認できるものもある。
（例）泰平御江戸町鑑
　　　URL：https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100307024/

また国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能なものもある。
（例）『万世江戸町鏡』
　　　URL：https://dl.ndl.go.jp/pid/2563631