レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年12月05日
- 登録日時
- 2019/12/11 17:50
- 更新日時
- 2019/12/12 09:20
- 管理番号
- 京歴-479
- 質問
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解決
蹴鞠をしている人が「アリアリ」「ヤア」等と、かけ声をかけているのを見た。かけ声には意味があるのか?
- 回答
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『日本の蹴鞠』(①)pp.68-69「請声(こいこえ)」の節によると、かけ声は基本的に「あり」「やあ」「おう」の三種類で、最初に鞠を蹴り始める時、鞠がゆっくり飛んで来た時、急に来た時、複数のかけ声が重なる場合等、状況に応じて使いわけることが書かれている。
蹴鞠保存会『蹴鞠』(②)p.6によると、鞠を蹴る時には「アリ」「ヤア」「オウ」と、かけ声をかけながら蹴る。「アリ」「ヤア」「オウ」は、それぞれ鞠の精「夏安林」「春楊花」「秋園」を指しており、その名を呼びながら、鞠が続くことを願って蹴る。かけ声は鞠の受け渡しの合図でもあることが書かれている。
『蹴鞠の研究:公家鞠の成立』(③)のp.24にも①と同様の記述があり、声をかけることは鞠の精の助けを求める意味を持ち、「鞠を乞(こ)ふ」とも言うことが書かれている。
前述の資料①のpp.89-94「蹴鞠の神様」の節には、蹴鞠の達人であった藤原成通(なりみち、1097-1162)の前に、「夏安林(げあんりん)」「春楊花(しゅんやうか)」「秋園(しゅうおん)」という三人の鞠の精が現れたことが記されている。鞠の精は、3~4歳くらいの子供で、顔は人、手と足と体は猿であったという。
- 回答プロセス
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当館の蔵書検索システムでキーワード「蹴鞠」で検索し、出てきた『日本の蹴鞠』(①)、『蹴鞠』(②)、『蹴鞠の研究:公家鞠の成立』(③)に、蹴鞠のかけ声に関する記述があるのを見つけた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会.家庭生活の習俗 (384)
- 参考資料
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- ① 池修著.日本の蹴鞠.光村推古書院,2014. (当館請求記号:||384.8||I31||)
- ② 蹴鞠保存会編.蹴鞠.蹴鞠保存会,2009. (当館請求記号:K1||384.8||Ke34||)
- ③ 渡辺融,桑山浩然著.蹴鞠の研究:公家鞠の成立.東京大学出版会,1994. (当館請求記号:||384.8||W46||)
- キーワード
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- 蹴鞠
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000270148