レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年12月26日
- 登録日時
- 2019/05/10 16:12
- 更新日時
- 2019/07/04 10:29
- 管理番号
- 6000004162
- 質問
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解決
けんちんじるについて、なぜ豆腐をちぎっていれるのか。(ふつうは包丁で切っている)
- 回答
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レファレンス協同データベースの鎌倉市中央図書館(2006年6月15日事例作成日)の事例で資料1を確認。
建長寺監修の方が信憑性が高いが、諸説あるということで、資料2も提供する。
資料1.『建長寺と鎌倉の精進料理』
”建長汁(けんちんじる)といえば、野菜を油で炒めたしょうゆ味の、あのおつゆのこと。その建長汁の発祥の地がここ、鎌倉の建長寺です。(中略)豆腐をくずす理由には、ひとつの話が残っています。あるとき精進料理を作っていた修行僧が豆腐を落としてしまい、それを見ていた開山さまは、その豆腐を丁寧に拾い集めて洗い、調理していた汁の中に入れたといいます。落とした豆腐も生かして使われたということから、建長寺の豆腐は今でもくずして入れるのです。”(p.20)
資料2.『聞き書 神奈川の食事』(p.55~56)
・建長汁を作る際、豆腐はもみつぶして入れるという記述あり。
”建長寺では、けんちん汁を「建長汁」と書き、建長寺といえば建長汁といわれるほど有名である。この料理はご開山大覚禅師以来、伝統的な汁もので、七〇〇年の味である。
汁の実はすべて乱切りである。もとは残菜を生かした料理だったからで、その名残である。季節の野菜をごま油で炒めるが、一度に放りこむのではなく、固いものから順に炒めてゆく。それぞれの実が煮あがったあとに、豆腐をもみ潰して入れる。”
・いわれについても記述あり。
”大覚禅師がご在世のころ、ある日門前に住む某が、一丁の豆腐を禅師に寄進した。しかし、禅師は一人で食すことは仏祖に申し訳がないと、膝下の修行僧ともどもいただくために典座にお下げ渡された。当時七〇〇人からの修行僧がいて、どうすればいきわたるか思案のあげく、汁にもみつぶして入れた。これが建長汁のはじまりである。仏教では食平等を重んずるが、この豆腐がまさに、その象徴というわけである。”
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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大本山建長寺 監修・執筆 , 建長寺 (鎌倉市). 建長寺と鎌倉の精進料理. 学習研究社, 2005.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007937083-00 , ISBN 4054029221 -
聞き書神奈川の食事. 農山漁村文化協会, 1992. (日本の食生活全集 ; 14)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I004023373-00
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大本山建長寺 監修・執筆 , 建長寺 (鎌倉市). 建長寺と鎌倉の精進料理. 学習研究社, 2005.
- キーワード
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- けんちんじる
- 建長汁
- 建長寺
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000255928